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2011年3月 8日 (火)

7分間の新幹線劇場

日経ビジネス20113.7月号の特集は最強のチームであり、その中で「世界最速の清掃現場 7分間の新幹線劇場」という記事があります。

 この記事でわかったのは、新幹線が東京駅について、お客さんをおろして、清掃して、再びお客さんを入れるまでの時間というのは12分で、お客さんの乗降時間が5分くらい。残り7分が、掃除タイムらしい。

 この7分で、清掃を完璧に行うというのは、神技に近いことのようです。 ごみを拾い集め、シートカバーを代え、テーブルや窓枠を雑巾で拭き、めちゃくちゃ汚れたトイレも清掃して、それをチェックして完了を確認するまで7分だそうです。

 原則、11両。 チームは22人で、チームのトップが統括主事の下に補佐役の主任2人とベテラン2人がいて、その下に実働部隊がいるようです。

 この掃除のチームのメンバーの特徴は、おばちゃんが多い。リーダーもおばちゃんが多い。ただ、掃除のおばちゃん軍団と笑ってはいけない。 海外に新幹線を売り込む際のセールスポイントのひとつとしてアピールしているらしいし評価もされている。短時間で確実に掃除を完了させることは、凄いことだから。

 このチームがうまく機能しているのは、リーダーのおばちゃんの気遣いがあるから。たかが掃除のおばちゃん軍団と笑うなかれ。20人の多様な人材を使って完璧に仕事をこなし続けることができるマネージメント力というのは、そこらの会社の組織に乗っかっている管理職より凄いのかもしれませんし、そんなおばちゃんをおそらくきちっと処遇し続けているJRも、たいしたものなのかもしれませんね。

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