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2011年3月31日 (木)

パンダはいいけど、花見の宴会はだめ

今日は、平成23年3月31日。3月決算の〆の日。

明日から、上野動物園がオープンとなり、パンダさまのご尊顔を拝謁することができるようになるようです。

莫大な使用料を中国にお支払いしますから、休園が長引くと、業績に影響を及ぼしますしね。

パンダはいいけど、花見はだめみたいです。

大震災の被災者に配慮して花見の宴会の「自粛」を求める動きが首都圏で広がっている。上野公園(東京・台東)は園内20カ所に宴会を控えるように呼びかける看板を25日から置いた。井の頭公園(東京都武蔵野市)も看板や園内放送で宴会の自粛を求めている。

(日経新聞より)

 なぜ、花見の宴会を自粛するのか? 石原知事によると、「花見じゃないんだよ。今ごろね。同胞の痛みを分かち合うことで初めて連帯感ができてくる」

 かの天罰発言でたたかれたことと、4月10日の知事選挙があることから、議論を呼びそうなことは控えたいという考えが働いたのかなあ。

 花見の宴会をとりやめることが、痛みを分かち合うことになるのか。ちょっと違うと思う。

 

 たしかに、夜の花見は計画停電を考慮して控えた方がいいけど、昼間は電気も使わないでしょ。ささやかな身内の花見の宴会まで制限して、暗い顔をして、それが被災者のためになるのか。 宴会を制限するくらいなら、宴会をする人にはしょば代を払ってもらって、それを義捐金に充てた方がいいのではないか。

3月は、批判の多かった震災後のパニック買いのおかげで、売上が急増した企業も一部にはあったようですが、4月になると、これらの企業は反動で売上が減るでしょう。

自粛、自粛と、日本で最大の需要のある地域が財布の紐を縮めると景気が悪くなる。次にやってくる夏場の計画停電と自粛が日本経済に与える影響は、小さくない。国難を克服する為には需要をつくり、金を回さないといけないのに、東北にばっかりお金が向かうと逆に日本全体がおかしくなると思うし、既にその傾向はでてるらしい。早めに普通の生活に戻した方が、結果的に復興を早めるからいいと思うのだけどね。

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2011年3月29日 (火)

国民生活等の混乱を回避するための租税特別措置法等の一部を改正する法律案

200843日 いまから3年前に「国民生活等の混乱を回避するための租税特別措置法の一部を改正する法律」という記事を投稿いたしましたが、今年もまた、このようなタイトルの記事を書く機会に恵まれてしまいました。

 まだ、国会で可決されていないので案です。 

 このくらいの時期に改正税法の原稿を専門誌等に寄稿する場合、例年は、改正税法が可決されたことを前提に作成しても問題なかったのですが、今年はちょっと違う。

 税制改正大綱や法案を前提に原稿を書いても、修正される可能性が思いっきりでてきましたし(特に法人税)、すでに校了している場合は、たとえ、事実と異なっても免責ですが、困るのが、いま、校正段階くらいの原稿。

既に作っている原稿を書き換える必要もでてきますし、出版時期の延長は単行本の場合は可能でしょうけれども、定期刊行誌の場合は延長不可。よって、お断り書きを上手に挿入するなどの工夫が必要。

法人税の23年の改正は、黒字企業にやさしく、赤字の大企業に厳しい法人税改正の予定でしたが、大震災により大企業といえども資金繰りで苦しくなることが予想されるので、たぶん、黒字企業に厳しく 赤字の企業にやさしい税制改正に変更されるのでしょう。

通常は、3月に法案が可決されて、3月末に政令がでて、7月くらいに立案担当者の改正税法の解説書が出版されて改正の中身が浸透するというスケジュールですが、今年は、ずれにずれて、秋ぐらいに改正税法の解説書が出て、あっという間に24年改正となるかもしれませんね♪

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2011年3月25日 (金)

都心3区の価値

計画停電が今年の夏はほぼ行われそうです。夏については、23区も対象となるようですが、例外があって、千代田区、港区、中央区ははずれるようです。

 なぜか? 首都機能の権化みたいなところですからね。ここを停電させると、国家がとまるからなんでしょう。なんとわれようとも停電させないということは、逆に考えると、都心3区を停電させるだけで、日本は壊れる可能性がある。変電所にゲリラが来ないようにセキュリティをこれまで以上に厳重にしとかないとまずかもしれませんね。

 国家だけでなく、企業も、もし停電になると、仕事が止まる。工場だけでなく、事務所であってもコンピューターが止まりとどうしようもない場合が多い。1日に3時間、停電するかもしれないなんてリスクを背負いながら、いままでと同じように仕事ができるなんて難しい。

 そうするとどうなるかというと、リスクのない場所に工場や事務所を移そうと考える。関西に移すという考えもあり、外資系企業では本社機能の一部を移転させているところもあるようですが、ドメスティック系は、なかなか移せない。逃げたと思われると、仕事がなくなる可能性もありますから。

 そうなると、都心3区、つまり、24時間、365日、電気が通じ、円滑に仕事ができるところに事務所を動かそうと考える人たちがでてくる。ただ、都心の家賃は高い。いい場所は途方もないコストがかかる。でも、中古のオフィス賃料をじっくりながめていると、意外と安いところもあります。だから、都心3区の中古のオフィスを探す人たちが増えてくるのではないか。そうなると、中古のオフィス賃料が上昇し、それにともない、都心3区の不動産の価値も上昇する。

 都心の高額なマンションは日本人の買い手がつかず、中国人投資家などが買っているということが話題になっていましたが、今回の震災で、当面中国人投資家は買い控えるのではないか。ただ、都心の高額なマンションの価値に対する日本人の見直しもあるのではないか。郊外の高級住宅地といえども、計画停電の対象になる可能性はありますが、こちらはないし、交通手段も混乱していない。スーパーもそろっていますし、最先端の設備を備えた病院もわんさかある。大使館がいっぱいあるから警官もいっぱいいて治安がいい。よって、都心3区のマンションや戸建の価値も暴落することは今後もない。

 今回の震災により、都心3区とそれ以外で、不動産の価値の差が広がる結果になるのではないか。やっぱり、最後までインフラが守られる地域で仕事をし、居住したいと思うし、不動産の価値に占めるそのようなニーズは、結構大きいのではないかあ。

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2011年3月23日 (水)

東日本大震災と平成23年度税制改正

朝から余震が続いています。

 震災の影響が企業の業績に影を落としそうです。平成233月期の決算には、地震による損失を織り込まれますが、平成233月期だけでなく、平成244月期にも影響を及ぼすことは間違えない。東北地方だけでなく、計画停電により関東地方の業績の下ぶれが予想されます。

 そこで、問題となるのが、たな晒しにあってる平成23年度税制改正。これが実現されると、大企業は、欠損金の繰越控除の制限(過去に生じた損失を当期の利益とぶつけて税金を減らす仕組み)やら貸倒引当金(倒産した会社に対する売掛金を損金計上すること)の制限を受けることになります。

 大企業であっても今回の震災による業績へのインパクトは大きく、改正法が施行されると、業績が苦しいのに納税負担が生じ、資金不足となり倒産するという可能性が高まります。

 せっかく、平成23年度税制改正が、つなぎ法案だけ通して、たな晒しなのだったら、この際、法人税の改正を見直した方がいいと思うのですがどうだろう。

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2011年3月22日 (火)

なぜ、ユニクロの柳井さんは10億円寄付できるの?

今日は、震災後の義捐金の話。

 カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは14日、東日本大震災の被災地に、柳井正会長兼社長が個人として10億円の義援金を送ると発表した。

グループ各社や従業員から募った4億円と合わせ、同社グループとしての義援金は計14億円となる。

 また、ユニクロの主力商品で防寒にも役立つ保温性の高い機能性下着「ヒートテック」30万点のほかタオル、ジーンズなど計7億円相当の商品も寄付する。

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110315ddm008040053000c.html

 柳井さんだけでなく、セレブの人たちがサラリーマンの生涯収入を超えるような寄付をしていますが、私財を投げ打つようにして、なぜ、莫大な寄付をするのか。寄付ができるのか。

 これから税金の話ですが、日本赤十字社の「東北関東大震災義援金」口座へ直接寄附した義援金、新聞・放送等の報道機関に対して直接寄附した義援金等で最終的に国又は地方公共団体に拠出されるものなどは特定寄付金に該当しますから、寄付金控除の対象となるわけです。寄付金控除の場合、その年に支出した寄付金の額から2,000円を控除した金額を所得から差し引いて税金を計算することができます。つまり、寄付金が大きくなれば、税金は小さくなる。ただし、限度があって所得の40%までなのです。

 ちなみに柳井さんの所得ですが、柳井さんはファーストリテイリングから役員報酬だけでなく、大株主だから配当収入をもらっています。平成22年の配当収入ですが、

28289千株(柳井さんの持株数 有価証券報告書より)×115円×2(配当を2度支払っている)≒65億円!!!

 今年も同じだけの配当をもらうとすると、所得の限度額は配当だけで26億円あるから、10億円の寄付なんて、痛くも痒くもないし、他の寄付とあわせてユニクロのイメージアップ効果抜群。CMを打つ以上ですから。

 なお、ユニクロは、ヒートテックなど7億円相当も寄付していますが、こちらも寄付した商品の原価等は法人税法上、損金として認められます。

法人税基本通達9-4-64  自社製品等の被災者に対する提供

法人が不特定又は多数の被災者を救援するために緊急に行う自社製品等の提供に要する費用の額は、寄附金の額に該当しないものとする。

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2011年3月20日 (日)

もし、関西で計画停電が行われたら

 首都圏は計画停電中ですが、この停電中のエリアから、多くの23区内の地域が除かれています。不公平感があると思いますが、表立った騒ぎにはいまのところなっていないような気がします。

 それでは、もし、関西で大地震が起こり、計画停電が必要な状況になった場合、関西電力はどう対応するでしょうか。関西は、3都(京都、大阪、神戸)といわれるように、それぞれの都市が独自の個性とプライドをもっています。

 計画停電で、大阪市は基本的には、計画停電の対象外とするが、京都や神戸は対象範囲とすると決めたらどうなるか?

 京都人も神戸人も猛烈に怒るやろうね。なんで、大阪のためにこんな目にあうんやと。計画自体恐ろしくって作れないでしょ。

 それでは、大阪市を区切って、キタは、対象外とするけど、ミナミは対象範囲とすると決めたらどうなるか。絶対に、ミナミのおっちゃんやおばちゃんが黙っていない。ドスの利いた声で「なめたらあかんでえ 南港に浮かぶでえ」と恫喝するから、これも無理。

 よって、関西で計画停電の必要性が生じた場合は、み、み、みんな平等に痛みを分かち合いましょうという判断が最初から下ると思います。

 首都圏は、皇居を中心としたピラミッドが肥大化したエリアであり、ピラミッド型の統制文化圏

 関西圏は、3都物語で、やたら空港がある文鎮型ネットワーク文化圏。

 どっちがいいとか悪いとかの問題じゃないけど、両方で生活をした人間としては、地域による差異をなんとなく感じてしまいます。

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交通規制で思うこと

 今日は、あんまり交通規制がないのですが、明日以降、また、交通規制がおこるかもしれません。

 交通規制で思うことは、都心に入ってくる電車を特に規制してしまうのはどうかなと。比較すると、山手線の内側は、そんなに規制がなされていない。

 山手線の内側の地下鉄も時間によっては、不思議なくらい空いています。

 山手線の内側で仕事をしている人のうち、山手線の内側で居住している人というのは限られていて、多くの人は山手線の外側で居住していらっしゃると思います。山手線の内側は、首都機能でここを死守することは理解できるのですが、山手線の内側の仕事を支えるのは山手線の外側の人たちであり、その人たちの通勤を止めるのは、血液の流れを止めるようなもの。

 だから、交通規制をするならば、山手線までの交通を規制するのではなく、山手線の内側の交通を規制し、最寄の駅まで歩く。または、駅までのバスを増発させるというのが合理的ではないかと。道路もそんなに混雑していませんでしたし。

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2011年3月17日 (木)

マスクをした人だらけ

 震災に関連して思ったことを今週は延々と書いています。

 昨日、うろうろしていたのですが、目に付いたのは、マスクをした人。見かけた人のうち3割強がマスクをしています。

 風邪が流行しているわけではない。おそらく、放射線対策です。私もそう。

 でも、マスクをして、確実に放射線がブロックは無理のような気もします。マスクをしても空気は入ってきますし。

 屋内退避といわれても、最近の建物は、自動的に換気がなされ、外部の空気が中に入ってくる仕組みになっているから、放射線も確実に入ってくるだろうね。

 そう考えると、放射線被害から守ることは不可能に近い。

 だけど、よく考えると、毎年、健康診断で、レントゲン写真だ、バリウムだといって放射線の被曝を受けているのですよね。

 いまさら、被爆が怖いと言い出しても、避けることはできない。だから、あまり神経質にならず、淡々と生きていこう。

 でも、原発の状況次第では、疎開だ!  信託大好きおばちゃんの心の中は複雑です。

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2011年3月16日 (水)

スーパーマーケットが大変だ

 昨日の午後、買い物で近所のスーパーに出かけたのですが、スーパーは入場制限をするくらい人でいっぱい。あるスーパーは、買える商品が一家に一品目については一つ(たとえば、ペットボトル1本)、一体なにが起こったんだというような状況でした。

 お米やペットボトルなんかはほとんどない。 一方で、生鮮食料品は、豊富にあるし、こちらは制限なし。

 被災地への物資の供給は、第一優先ですけど、東京の品薄は、消費者のパニック買いが主たる原因。なんで、そんなに、いま、買う必要があるの?

 信託大好きおばちゃんは、マスク(原発対策ですが)を一袋買っただけで、退散しました。

 地震のときも、わーきたーーっつと思ったけど、たんたんと机の下でしゃがめたし、今回のスーパーパニックでもあんまり慌ててないのは、十数年前の阪神淡路大震災激震地での被災経験があるから。

 被災者の為に何かできることがあるかというと、募金も節電も大事だけど、パニック買いを控えることも同様に大事なんだけどね。

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2011年3月15日 (火)

がんばれ! 東電おにいちゃん

昨日のテレビの大スター、それは、東京電力の広報担当のお兄ちゃん。 早朝から何度もテレビにでて、主として計画停電についてご説明というか、平謝りというか、声が枯れそうになり、泣きそうな顔になりながら、一生懸命、しゃべっていましたよね。

 横にいた上司とおぼしきおっちゃんや、夕方に現れた副社長は、サラリーマンというか官僚気質まるだしのような感じで、視聴者としては、あんましいい印象を受けていない。

 早朝、何度も何度も記者会見をして、そのたびに言うことが変わって、枝野さんやらマスコミやらにぼろくそにいわれましたが、未曾有の事態で、どうすればいいのか的確に判断できるリーダーというのがそういるものではないですし。日本という国は、有事に的確な判断ができるトップはあんましいないし、そういうトップを育てる空気もあんましない。でも、現場レベルで、的確な判断ができる人が、意外と多い。そういう、現場力が集積されて、国際的も評価される国力があるのではないかと。

 おにいちゃんの必死さを見て思うのは、必死で訴えていると、少々、おかしな表現であろうとも相手にはその気持ちが伝わる。だから、ほんとうに重要なコメントを話す人は、誰かが作った原稿を読み上げちゃあいけない。自分の心で作った言葉によって訴えないといけない。 

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2011年3月14日 (月)

計画停電

 突然、計画停電。 山手線の外側は、基本的には、一定時間の停電が行われるようです。

電車もそう。山手線の内側は、動くけど、遠くなればなるほど、運休される模様。

 サラリーマンも大変だけど、税理士も大変。315日が確定申告期限だけど、東北の被災地域と違って確定申告期限の延長もないし。

 未知の世界に突入。でも、しばらくしたら、こなれてくるのでしょうね。

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2011年3月11日 (金)

地震

 東京でも強烈な地震。とにかく、机の下でしゃがんでいました。隣の建物の屋上に立っているアンテナが凄く揺れていました。

 税理士会の研修がよく開かれる九段会館の天井が一部崩れたようです。お台場から黒煙があがっているようですし。

 もう、これ以上の地震がきませんように。

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2011年3月 9日 (水)

実践ビジネス英語

 信託大好きおばちゃんの英語の師匠である大島さくら子さんが、週刊エコノミスト 2011/3/15号の第2特集 「覚えて役立つ これだけのビジネス英語」で寄稿されていらっしゃいます。

見開き8ページ分ですね。ビジネス雑誌でこれだけ書けるなんて凄いなあ。師匠の出世は弟子の幸せです。

中身は 初対面のあいさつ/アポの取り方/会議/接待/出張

    ビジネス対応 受ける、取り次ぐ、かける

    英文emailの書き方

    経済記事を読む為の必須英単語140

いままで、出版された書籍のエッセンスのような英文がちりばめられています。肩肘張って読むようなものではなく、さっと読んで、確認するというようなものかな。ただ、ここでちりばめられた文章の切れ端でも、英語が必要になったときに、ぱっとひらめいたらきっと役に立つと思います♪

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2011年3月 8日 (火)

7分間の新幹線劇場

日経ビジネス20113.7月号の特集は最強のチームであり、その中で「世界最速の清掃現場 7分間の新幹線劇場」という記事があります。

 この記事でわかったのは、新幹線が東京駅について、お客さんをおろして、清掃して、再びお客さんを入れるまでの時間というのは12分で、お客さんの乗降時間が5分くらい。残り7分が、掃除タイムらしい。

 この7分で、清掃を完璧に行うというのは、神技に近いことのようです。 ごみを拾い集め、シートカバーを代え、テーブルや窓枠を雑巾で拭き、めちゃくちゃ汚れたトイレも清掃して、それをチェックして完了を確認するまで7分だそうです。

 原則、11両。 チームは22人で、チームのトップが統括主事の下に補佐役の主任2人とベテラン2人がいて、その下に実働部隊がいるようです。

 この掃除のチームのメンバーの特徴は、おばちゃんが多い。リーダーもおばちゃんが多い。ただ、掃除のおばちゃん軍団と笑ってはいけない。 海外に新幹線を売り込む際のセールスポイントのひとつとしてアピールしているらしいし評価もされている。短時間で確実に掃除を完了させることは、凄いことだから。

 このチームがうまく機能しているのは、リーダーのおばちゃんの気遣いがあるから。たかが掃除のおばちゃん軍団と笑うなかれ。20人の多様な人材を使って完璧に仕事をこなし続けることができるマネージメント力というのは、そこらの会社の組織に乗っかっている管理職より凄いのかもしれませんし、そんなおばちゃんをおそらくきちっと処遇し続けているJRも、たいしたものなのかもしれませんね。

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2011年3月 6日 (日)

所得税が、どんどん複雑になっていくのはおかしい

 先週、信託大好きおばちゃんは、確定申告の無料相談で、某税務署でお仕事をしておりました。確定申告の無料相談は、税理士として登録していますと、必ず、廻ってくるお仕事です。超繁忙期に、1日拘束されるのは大変なことなのですが、税金周りの仕事でご飯をいただいている身の上ですからね。

 今年の特徴は、確定申告書を自分で作れない人は、必要書類を調えて、できるだけパソコンで作りましょうという風になっているところですね。パソコンの方が数字が綺麗ですし、基本的な転記ミスがありませんからね。

 平成23年の改正がどうなるのかわかりませんが、でも、給与所得控除や扶養控除が複雑系になる可能性が高くあります。これ、手書きで計算すると、間違える人が凄く増えるんじゃないかなあ。

 法人税が改正により年々複雑になっていきますけど、こっちは基本的にはプロが計算するような世界だからある程度はやむをえないと思います。

 でもね、所得税の確定申告って、富裕層だけが行うものではない。そこらの、税務の知識なんてない人だってやるようなものなのです。

 書店にいくと、かんたん確定申告、ひとりでできる確定申告というようなタイトルの本があふれていますけど、一人で、正確に確定申告をすることが、年々難しくなっていく。

 扶養控除の負担調整なんて、パソコンで、ぽんぽんとやらないと間違える。 また、そのパソコンのソフト自体も間違えている可能性もある。

 パソコンでやらないときちんと作れないような制度は、所得税に関しては、やっぱし、おかしいんじゃないかなあ。

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2011年3月 2日 (水)

レディスオーダースーツ

 今朝の日経に「オーダースーツ、私も1着 働く女性さっそうと」という記事があります。

 女性向けオーダースーツ(とはいってもパターンオーダー、つまり、既製服と仮縫い付のオーダーの中間)について、こんな記事が日経にのる時代になったんだな、ちょっと感無量です。

 この分野はずっと、ずっと、超マイナーでしたから。

 私は、スーツに関しては、以前からパターンオーダーでやっています。大阪で仕事をしていたころ、インターネットで、レディススーツの店を探して、一軒見つけたので、そのお店、吉村さんを利用させていただいています。上京してからも、東京にもお店があるので、そちらを利用しています。インターネットでアポとって、お店にでかけて、商談して3週間もすると、自宅に送り届けていただけます。

 なぜ利用させていただいているかというと、きっちり仕事をしていただいて、かつ、リーズナブルだから。

 記事によると三陽商会さんのは、17万8750~20万8950円だそうですが、私の場合は、5万円から10万円内に納まっています。10万円近い場合は、生地がイタリアのそれこそロロピアーナやゼニアクラスなのですけどね。

 私としては、上等なウールのスーツより、日本製のストレッチのきいた生地の方が使えます。伸びますから(笑)。

 このお店の方ともお話したのですが、最近は、バーゲンシーズンになると、物凄くスーツが売れるそうです。スーツを着て、働く人が増えたことが要因のようです。価格的にもパターンオーダーの場合は、既製服とそんなにかわらないし、容積が増量した場合は、調整していただけるので、長期間利用できます。

 というわけで、超富裕層ではない働くおばちゃんがパターンオーダースーツのいいお店と仲良くしておくことは価値ありです♪

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2011年3月 1日 (火)

羽生善治さんの「大局観」

私の人生で、もっとも影響を与え続けている人が、羽生さんです。昨日、丸の内のオアゾで、羽生さんの書籍が平積みしていたので、さっと1冊購入しました。

 相変わらず、読みどころ満載なのですが、ひとつ目に留まったことを

 元首相の小泉さんの言葉に「人生には、上り坂もあれば下り坂もある。そしてもう一つ、まさかという坂があります。」

 第一次世界大戦は、オーストリアの皇太子夫妻が、セルビア人に暗殺されたことによって勃発したのですが、この暗殺は、運転手が道を間違えたことが原因だったようです。

 でも、この暗殺事件が、まさか、4年にわたる戦争の発端とは誰も思わなかった。

 それでは、もし運転手が道を間違えなかったら、皇太子夫妻は暗殺されなかったかもしれませんが、第一次世界大戦も起こらなかったかというと、そうとは限らない。暗殺事件はきっかけに過ぎず、他のきっかけを引き金に大戦は起こっただろう。なぜなら、水面下では、いつ大戦がおこってもおかしくない状況であったから。

 水面下の動きはよくわからないので事前に察知することは難しい。でも時代の先を読む眼は、水面下で行っているさまざまな事象を注視すること。

 予測し得ない事象には野性のカンが対応できる。今、再び 野性のカンが必要な時期に来ている。私にはそう思えてならない。  だそうです。

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