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2011年4月27日 (水)

詳細グループ法人税制

 グループ税制に関する分厚い書籍が発行されました。 ページ数にして814ページ

今年の税制改正は、どうなるのか、まったくみえません。廃案になって24年でまとめてやる!といううわさもあれば、ゴールデンウィーク明けから審議開始!といううわさもあり。

 さて、グループ税制とは、以前も書きましたが、100%資本関係等のある会社間で含み損益のある資産を譲渡した場合、譲渡した時点での課税を繰り延べますよというのが、肝ですが、実際は、もーーっと範囲が広く、実務に大きな影響を与えています。

 この100%の資本関係だって、個人が頭の場合、6親等の親族が100%保有している会社まで含まれるということなのですが、いまどき、6親等の親族の範囲なんて、把握できっこありません。時代と税制の乖離の一端です。

 この書籍は、かの朝長英樹さんが編著でありますが、あいかわらず、類書とは比較できない理解の深さというか、はっきしいって税制の悪口(笑)が、香辛料のように、ところどころに振りかけられています。

 特に面白いのが、竹内陽一さん、掛川雅仁さんとの座談会、

この中の竹内さんのコメントですが、

「清算に関する取扱いに関しては、新たに設けられた法律の規定が非常に少ないですし、政令にいたっては、ほとんどなきに等しい状態ですが、国税庁の質疑応答事例でも、詳しいことが書かれていません。 当局も、よくわからないのであまり書けないという事情は分かりますが、実務においては、分からないからやりませんではすみません。」

 こんな感じ。

 ご興味のある方は、必要な部分だけでもご購読を♪

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2011年4月25日 (月)

イエメン

 イエメンが大変らしい。

 イエメン大統領退陣へ 仲介案受け入れ、1カ月以内にも

イエメンのサレハ大統領(69)は23日、サウジアラビアなど湾岸産油国の仲介案を受け入れる意向を明らかにした。反体制派が同案に合意すれば1カ月以内に退陣する。南北イエメン時代を含め32年間君臨したが、チュニジア、エジプトに次いでアラビア半島でも長期独裁政権打倒が実現することになる。

(日経新聞より)

 イエメンというのはアラビア半島の端っこの国です。日本人はあまり知らないかもしれません。

 ただ、この信託大好きおばちゃんはわりと知っています。なぜならば、いまから5,6年くらい前に行ったことがあるから。 もちろん、観光ですが。

 なんか、旅行会社のパンフレットを眺めていて、面白そうと思って申し込みました。べたべたの団体旅行でしたが。

 日本からは直行便がなかったので、ドバイ経由で行きました。

 イエメンという国は、アラブ諸国の中では貧しいといわれています。男性はいまだに刀!をさして歩いているし、女性は真っ黒なベールですっぽり覆われています。

 貧しいという割には、道路が凄く整備されていて、国内の飛行機も最新のジェットなのには驚かされました。おそらく、石油産出国の多大な援助があったからと思います。

 イエメンには世界遺産がいくつかあり、独特の建築物をみれたのはよかったです。観光地化していないので、いやな感じがしません。

 ただ、当時から治安に問題があったので、移動のバスもパトカー先導状態でした。ホテルのプライベートビーチで、ライフル銃を持った兵士を眺めながら、アラビア海でぷかぷか浮かんでいたのは人生の一つの思い出です。

 バスのガイドさんが、あそこの道をまっすぐ行くと、ビンラディンの生家に行きますといわれたときは、へーっ そうなんだあと窓から流れる景色を眺めていました。

 おそらく、もうイエメン観光に行くことはないように思いますが、チュニジアから始まったアラブの騒動は、日本からみると最近静かになってきたようにも思えます。戦火で歴史的建造物がめちゃめちゃになり、多くの人の命が失われるのはつらいことです。ここから、またもや大きな戦火がおこらないことを祈るのみです。

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2011年4月22日 (金)

スーちゃん

 今日は、朝からひどいショックを受けました。

「元キャンディーズの田中好子さん死去」

人気アイドルグループ、キャンディーズの元メンバーで女優の田中好子(たなか・よしこ、本名=小達好子=おだて・よしこ)さんが21日午後7時4分、乳がんのため東京都港区の病院で死去した。55歳だった。

 キャンディーズの3人の中では、狸顔でお目目ぱっちりのスーちゃんが、私的には一番好きでした。キャンディーズのころのスーちゃんは、前田敦子に似ていたかな。解散してからも女優などでも活躍されていて、レコード大賞かなんかの司会の役をはにかみながらやっていらっしゃったのが記憶にあります。

 年に何度も定期健診を受けていらっしゃったとか。でも、病魔は、残酷に人生を止めてしまう。

 与えられた運命を享受していくしかないのですね。

だけど、スーちゃんには、もっともっと活躍して欲しかったなああ。

合掌。

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2011年4月21日 (木)

国家の命運

最近、現代の国際関係について、いろいろ文献を読み漁り、ベッドの周りに本が散乱している信託大好きおばちゃんです。

 藪中三十二さんの「国家の命運」を夜明け前から真剣に読み始め、先ほど、読み終えました。

 薮中さんは、外務省の事務次官まで上り詰められ、あまたの国際間の交渉について前線で戦われた方です。

 この著書は新書版で非常に読みやすい。外交交渉というのは、何も外交官だけの特殊な世界のものではなく、そこらの人の交渉にも通ずることが非常にあります。

 外交交渉の要諦

       敵を知り、己を知る

       互いを理解し、信頼関係を

       オフェンスとロジックが大事

       交渉争点の絞込みと節目作り

       最終交渉では、勇気を持って決断、決裂も恐れるな

       「51対49」の原則

 特に私が注目したのがオフェンスとロジックが大事。 この著書でも 日米交渉における日本側のスタンスが受身であることに対する批判のようなものもあり、力関係で強い相手に対しても、自分の主張をすることの大事さを語っていらっしゃいます。

 攻撃は最大の防御であり、攻撃とは、どつくのではなく、論理的に自分の主張をすることです。

 日本人は、「ご理解いただいきたい」ということを交渉の場でいうが、そんなこといわれても、相手からしたらはあ? 彼らは彼らで国内の複雑な利害を背景にきていますから、そんな言葉をもらって持ち帰ってもどうすることもできないらしい。

 中国の外交の方法はそれほどしたたかとはいえない、北朝鮮の外交は自分にイニシアティブがあるから強い、などなど。とにかく、ぐいぐい引き込まれます。

 私自身は、今後の人生の参考にさせていただきます。

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2011年4月20日 (水)

「学歴インフレ」脱却急げ

今日の日経の経済教室は、苅谷剛彦 オックスフォード大学教授 の「学歴インフレ」脱却急げ

です。

東北大震災や原発事故ではっきりしたのは、日本がこれほどまでに強い国となったのは、現場力が凄いから。

今回の事故で頼りないと批判されたリーダー層の方々もいらっしゃいますが、1000年に一度の災害に瀕してもしっかりこなせるリーダーというのは、逆に言うと強烈な権力者であり、なかなかサラリーマン社会では上りつめることができない(周りが後押ししない)のではないかなあ。

さて、苅谷さんの原稿ですが、彼の意見は、日本という国にとって、大学というのは、いまだに就職のための待機期間のようなところがありそれは問題だということだと思います。

みんな、大学に進学するようになった昨今、大企業に就職できる可能性が高いのは、偏差値の高い大学に進学できた人だそうです。偏差値の高い大学の方が、企業に入ってからも学習能力が高く、いい仕事をしていっぱい稼いでくれそうだからなんでしょうね。

でも、日本の現場力という観点で考えると、いま、原発の現場などで命がけで働いていらっしゃる方たちというのは、偏差値の高い大学を出た人たちとは限らない。偏差値は低かったかもしれないけど、頭と体にいっぱい汗をかいて、知恵で危機を突破している。

そんな頭と体にいっぱい汗をかいて知恵を作り出すような人材を輩出するような教育をさせ、そんな知恵のある人たちを、ブランド名にかかわらず採用していくのがいいということだと思います。

ついでにいうならば、体と頭にいっぱい汗をかく人たちの待遇を改善していくことが、日本企業の今後の競争力に大きく影響すると思う。人件費の削減も大事ですが、削減すれば競争力が回復するとは限らないと思うからね。

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2011年4月18日 (月)

うらと海の子一口オーナー制度

浦戸の漁業再生に向けての牡蠣、海苔、ワカメなどの海産物の一口オーナー制度です。

仕組みとしましては、皆様から一口一万円で支援金を募り、漁業資材・設備の購入等に充てさせていただき、海産物が収穫できる状態になりましたら、支援金の一部を還元という形でオーナー様に浦戸の海産物をお送りするという仕組みです。

http://www.urato-uminoko.jp/opf01/OPF0102Init.do;jsessionid=E99F62D6A3AABB91248CF4F167B5AF27?topics_id=48&mskey=13881897902647833

義捐金という形で被災者に支援することもいいのですが、復興のためには、被災された方が、自分の力で生活を取り戻せるようになることが不可欠であり、そのためには、仕事をして儲けてもらわないといけない。

そのための支援として11万円のこの制度は、そんなに負担がなく、また海産物で還元してもらえるならとてもうれしいなと。

日経新聞を引用すると

オーナー制度を提案した小泉善雅さん(36)は「支援を待つばかりでなく自分たちで動こうと思った」。いまだライフラインが通じない諸島は島民のほとんどが漁業関係者。小泉さんは「漁業が復活しないと島全体が立ち直れない」と話している。

こういう形のプロジェクトが、もっと広がるといいな。

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2011年4月14日 (木)

小学生のなりたい職業の1位を「農業」に!

 私も初めて知ったのですが、「The 法然」という雑誌があるようです。市販はされていません。浄土宗報恩明照会というところが発行していて、主たる読者は浄土宗系の学校の生徒さんだそうです。こういう世界もあるのですね。

 なぜ、このような雑誌の最新号をネットで注文して買ったかというと、タイトル「小学生のなりたい職業の1位を「農業」に!」という原稿が掲載されていたから。

 なぜ、この原稿が読みたいと考えたかというと、私の写真が載っている可能性があると思ったから(笑)。

 昨年の秋、アークヒルズで開かれた農業ルーキーズの講座に参加していたのですが、講座においてアークヒルズで野菜を植えたり、国立の農家にお邪魔したりしたときに、この雑誌の着物を着た女性の編集長と外国人のカメラマンが取材していらっしゃいました。その成果がこの原稿です。

脇坂さんという農業コンシェルジェの方が、農業を広げる為にどのような活動をされているかというような原稿で、参加されていらっしゃる方々の自然な笑顔と色鮮やかな野菜であふれている写真が印象的です。

 東北大震災の影響で、関東、東北地方の農業が大変なことになり、この雑誌に載っている農家の方にも影響があるかもしれません。自分でできることをやればいいといわれても、単なる都心の消費者には、売っているのものを信じて買って食べるだけです。

 脇坂さん自体は、農家のご子息ではないようですが、「農家のこせがれネットワーク」というNPO法人を作られたり、農業教室を丸の内朝大学でもおやりのようです。

 農業をどうするかという重い問題の解決には国の力が必須ですが、脇坂さんのような方が立ち上がり、民間から動かすことが大事ではないかと。彼は1983年生まれ、まだ20代!なのです。いま、日本は終戦直後のような状況であり、こんなときは、通常では絶対にリーダーになれないような才能と覚悟のある人に大きな権限を与えて変革させた方がいい。もしかしたら、彼は、数年後、凄い仕事をしているかもしれません。

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2011年4月13日 (水)

台湾からの義捐金

 東北震災の余震があいかわらず続いています。

 さて、東北震災の義捐金は歴史的な金額に上るようであり、世界のさまざまな国から義捐金が送られているようですが、特に目をひくのが台湾です。

 台湾からの義捐金はたしか、100億円を超えていて、外国からの義捐金の額ではNO1かもしれない。

 日本とは、国交がない国である台湾からなぜなんだろう?

 たぶん、これは、台湾のおかれた立場と、米中関係の悪化が要因ではないのかなあ。

オバマさんになってから、米国のアジアにおけるプライオリティは、たぶん、日本から中国にシフトしたけど、中国の拡大戦略、人権問題とそりがどうもあわず、ぎくしゃくしてきました。この2国がぎくしゃくしてきたらどうなるのか。どちらの国も軍事力は巨大であり、戦争をするかもしれないぞという機運を盛り上げ、ほんとうに戦争をすることは、両国の基幹産業の利益にも資する。ただ、母国が戦場となるのはまずい。そうなると、台湾あたりが、戦場となる可能性が高くなる。そんなことになったら台湾としては困るし、もし、大変なことになりそうになったら助けてほしい。そのサインじゃないかと。

 日本という国は、小さな島国であり、経済力(企業の力)では、世界的にまだまだ競争力があると思います。ただ、日本の価値というのは、経済の力だけでなく、地政学的な価値もあるから、物凄い外交能力のある政治家が登場したら、国際政治でも力のある国になれると思います。でも、政治の世界で、世界を相手に上手に立ち回れる人がいるようには思えない。たぶん、いまの政治家だったら、台湾危機がやってきても、もらった義塩金以上の損失を撒き散らすだけではないかと。

 台湾の義捐金の底にあるメッセージを汲み取り、大国のお腹の中をしっかりみながら、ちゃっかり実利をとる政治家が、これから10年以内に現れるかどうかが、たぶん21世紀の日本の生き残りのためには絶対に重要だと思う。

 そんな凄い人材というのは、世襲ではまず作られない。次世代の覇者というのは、いつも辺境より現れ、幾多の困難を克服し、運と縁にめぐまれて駆け上がっていくようなものだからね。

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2011年4月10日 (日)

東京と大阪の違い 

明日、大阪で仕事があるので、午後から移動しました。

 東京は桜が満開。 タクシーの運ちゃんが効かして、高輪プリンスの横の桜並木を走ってくれました。桜が上品に咲き華やかな雰囲気です。

 さて、新大阪で降りて在来線に乗り換えて、うろうろ歩いたのですが、東京と違って、大阪は、下りのエスカレーターがきっちり動いている。節電していないから明るい。 1ヶ月前は 東京も同じだったんだけど。

 いったい、いつまで節電が続くのかなあ。

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人間ドック

 先日、生まれて初めて、人間ドックなるものを受診しました。以前から、無料の健康診断は受けていたのですが、いい年になったので、いっちょやってみっかということで。

 某病院の人間ドックなのですが、恐ろしく人気があって、1年くらい先をいま、申し込まないと予約できません。

 メニューは、無料の健康診断とほとんどかわりありませんが、肺のレントゲンのかわりにヘリカルCTであり、バリウムのかわりに内視鏡検査があり。

 CTって放射線浴びるけど大丈夫かとちょっと悩みましたが、毎日、微量の放射線を浴びていると思われますので、まあいいかと。

 内視鏡検査は、事前に鎮痛剤を打ったので、口の中にマウスピースを入れた時点から記憶が飛んで、気づいたら、はい終わり。

 結果は、2週間くらいして送られてきました。さすがにウン万円支払うと、細かいことをいっぱい書いてくる。

 そして、ひとつ、ひっかかったのですねえ。 精密検査要に。いままで、一度も指摘されていなかった項目でしたので、がたがたがたっと崩れるような気持ちとなり、あわてて、某病院に検査予約。

 そして、それから数日して、検査。 検査の結果について、担当のお医者さんからヒアリングを受けたのですが、「検査をした結果、現状で問題はありませんでした。ただし、この結果が、将来も続くとは限りません。」

 「ただちに人体に影響があるものではない」と似たようなフレーズ♪ お前は枝野か!と思って医師の顔を眺めましたが、やはり、問題がないといわれるとうれしい。

 これで、1年くらい健康について悩まずに過ごせそうです。健康は中高年にとっては最大のリスクですからね♪

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2011年4月 6日 (水)

なぜ、貸方、借方というのか。 簿記のはなし

 実は、私、昨日から、某団体で、夜間、簿記3級の講師をしています。実に20年ぶりくらいのお仕事で、お話をいただいたとき、物凄くうれしかった。今日、こうして食いつないだのも簿記を勉強したからであり、立派な研修会で講師をさせていただいているのも、昔の簿記講師の経験が基礎にあるから。

 簿記(複式簿記)というのは、経済取引を帳面につけて、最終的に貸借対照表や損益計算書を作ることです。

 まず、最初に経済取引(たとえば、商品を買って、現金で代金10万円を支払う)をした場合、帳面に記録します。この記録の方法を仕訳といいますが、独特の特徴があって 取引を2方面からとらえて表現する。つまり、商品を手に入れる側面と、現金が出ていく側面の2つの面で表現するのです。仕訳は次のようになります。

  商品  10万円   現金 10万円 

左側に手に入った資産の勘定科目名(同じような種類のものをグルーピングさせた場合の名前)と金額を書き 右側に出て行った資産の勘定科目名と金額を書きます。

この左側(商品 10万円と書かれた部分)を借方、右側(現金 10万円と書かれた部分)を貸方といいます。

なぜ、左側を借方、右側を貸方というのでしょうか。

簿記というのは、シェークスピアでおなじみのベニスの商人たちが開発したものとされています。ベニスの商人の主人公は金貸しですが、金貸しのベニスの商人はお金を貸した場合、借りてくれた方の名前を左側に書いたそうです。

たとえば、山田さんが30万円、田中さんが50万円、私から借りてくれた場合は、次のように書きました。

                                          

山田さん   30万円

田中さん   50万円

借りてくれた方の名前を左側に書いたから借方となったわけです。

ただ、私の立場からすると、山田さんに30万円 田中さんに50万円貸したわけですから、

仕訳では、借方には、山田さん30万円 田中さん50万円と書かずに 貸付金30万円、貸付金 50万円と書きます。

一方、三菱さんが100万円、住友さんが80万円私に貸してくれた場合はどうなるのでしょうか。

                                          

三菱さん   100万円

住友さん    80万円

貸してくれた方の名前を右側に書いたから貸方となったわけです。

ただ、私の立場からすると、三菱さんから100万円 住友さんに80万円借りたわけですから、

仕訳では、貸方には、三菱さん100万円 住友さん80万円と書かずに 借入金100万円、借入金80万円と書きます。

このように借方、貸方の由来は、ベニスの時代の、金貸しの帳面の記載方法に由来があるようです。

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2011年4月 4日 (月)

夏の計画停電で怖いもの 冷蔵庫が使えなくなること

夏の計画停電で、普通の人が一番おそれているのが、冷蔵庫の停電。冷蔵庫が停電すると、中身が傷むから。

 2ヶ月くらい停電が続き、痛んだものを食べ続けると、鉄の胃を持つ男でも、さすがに体を壊すと思います。

 冷蔵庫の冷たさを2時間キープする為の対策とか冷凍庫の氷を2時間溶かさない為の対策というのを考えておかないといけないですが、冷蔵庫はともかく、冷凍庫は可能か?

 この冷蔵庫が怖いのは、自宅の冷蔵庫だけでなく、スーパーの冷蔵庫も、レストランの冷蔵庫も、また物流倉庫の冷蔵庫も影響を受けるということ。だから、いくら、自宅でがんばって冷蔵庫対策をしても、自宅に来るまでの間におかしくなっているリスクもある。

 生産物が作られてから、胃袋に入るまでのデリバリーの全工程においてきちんと適温が維持されている現状の仕組みがいかにすばらしいか再認識してしまいます。

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2011年4月 1日 (金)

東電と事業信託

 今朝の日経の社説は、「国・東電は市場の不安鎮め電力事業守れ」です。

 東電の株価が暴落し、社債市場でも評価が下がると、資金調達コストが上がってしまいます。銀行から資金調達できるとしても、2兆円くらいでは間に合わないらしい。東京電力は絶対に潰せない独占企業なんだから、国も柔軟な方法を考えろということが主旨だと思います。

 ファイナンスの方法として、東電の場合は、事業信託で資産を証券化して、証券を市場で売りさばくのが、資金調達コストから考えると一番いいのではないかな。

 企業の価値は下がっても、資産には価値がありますし、潤沢な現金収入が今後もありますから。

 特定の大口の投資家だけが引き受けるのではなく、普通の人でも引き受けることができるように受益証券発行信託のような形にしたらいいのではないか。

 そうすれば、特定の資金の出し手に東電の経営が振り回されるリスクが減るし、大きなお金を低コストでかき集めることができると思うけど、どうかな。

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