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2011年9月14日 (水)

京極高次的生き方

 NHKの大河ドラマ「江」は、あんまり評判が良くなく、視聴率もいまいちらしいですが、私は、結構楽しんでみています。

 先週は、関が原の合戦が始まりますというところで終わったと思います。先週の主役は、たぶんタイトルの京極高次さんだったと思います。

 彼については、よく知りませんでしたが、とても興味を引きました。

 彼は、浅井三姉妹の真ん中の初を嫁にもらった男ですが、前半生は不運の連続した。京極家は、室町時代は名門だったようですが、家臣の浅井家に下克上され、彼自身は、幼いころから人質にだされたようです。

そして、彼の妹の竜子の夫が明智光秀について、高次も光秀に加担したらしい。通常ならば、明智光秀が滅ぼされた時点で彼の人生も終わりのはずですが、竜子が、ななんと豊臣秀吉の側室となったため(ちなみに夫は自害です)、彼は助命され、大名になります。

そして、豊臣秀吉が亡くなり、石田光成と徳川家康が対立したとき、両者から味方になれと催促され、テレビドラマによると、京極家を守る為に最適な選択は家康につくことだと決断し、大津城に篭城し、結局、西軍(光成軍)に包囲され、城は落ち、高次は、出家し、高野山に下る ここまでが先週放映されました。 

ここで、彼の命運がつき、京極家は滅んだ となるところでしたが、ご存知のように関が原の戦いで家康が勝ち、家康は、高次の功績(大津城で西軍の進軍を食い止めた)を重くみて、若狭の大名にとりたて、お家再興を成し遂げました。あまたの名門大名が,戦国時代や関が原の合戦で没落していくのに、彼は、衰運の名門に生まれ育ったにもかかわらず、京極家を永く存続させることに成功させた。

彼のことは、妹(秀吉の側室)妻(淀殿の妹,江の姉)のおかげで出世できた蛍大名と悪口をいわれていたそうですが、私はそう思わない。

コネだけでは、大国の攻防の中で、弱小国を生きながらえさせることは無理。上手に立ち回る能力と、決断力(東軍と西軍のどっちが得かを判断し、東軍と決め、篭城した)に富んでいるとともに 強運の持ち主でもある(ついていったら勝ち組だった)。

たよんなさそうだけど、高次のような人が、弱い国や中小企業のリーダーには求められているような気がする。弱いのに はったりかましても 強者に見抜かれ、踊らされ、叩き落されるだけだからね。

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