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2012年6月28日 (木)

高齢者を若返らせるスイスの発想

 WEDGE 7月号にタイトルの記事があります。

スイスも日本と同じ高齢化社会。 ただいまの65歳は、昔の65歳よりもずっと若い。

大切なのは65歳になっても健康で、働くことができる社会をどう作るかがポイント。

年齢で高齢化と分類するから高齢化問題が深刻にみえる。社会の一定割合を高齢者と定義すれば高齢化問題はなくなる。

 なるほど、この発想の転換はいいかもしれない。そうすると日本においても高齢化の下限バーがどんどんひきあがるから問題化されない。

 介護だ医療だというよりも60歳以上の人の仕事をする場所を作り出すことの方がずっとずっと有効な政策。

 ただ、スイスは高齢化しても人口が増えていく国。日本は高齢化して人口は減少していく国。この差は、移民政策。スイスは人口の25%が外国人らしい。

 ここが違う。スイスは永世中立国で、金融機関もしっかりしているから、この25%のうち、多くは裕福な人たちなんだろう。裕福な人たちが増え、おカネを使ってくれる社会だったらそりゃ潤うでしょうが、日本で移民政策を拡大させて、スイスのような国家となれるかどうかは?

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2012年6月25日 (月)

生命保険信託の事例の広告

日経ビジネス2012.6.25にプルデンシャル生命保険の広告記事として生命保険信託の事例が2つ掲載されています。

 生命保険は保険事故により多額のお金が支払われますが、この支払方法を自由に設計できるようにすることが信託を使ってできます。

 利用例としては、一つ目は お父さんが他界された後にお母さんが生命保険の契約者となり、ついでに信託を設定することにより もし、お母さんが亡くなったら、子供に毎月10万円ずつ支払う、 亡父の命日に5年間にわたって400万円を義理の両親に支払う。毎年、1225日に5年間にわたって社会福祉法人に100万円ずつ支払うということにしたもの。

2つ目は、お母さんが生命保険の契約者となり、お母さんが亡くなったら、障害のある長男に毎月一定額と臨時の出費について生命保険で支払う。もし、長男が受け取れない状況にあれば次男に支払われるというようなもの。 保険金をいつ、いくら払うかという指示は夫としたようです。

 信託の使い方として価値があり、たぶん、廃れることがないものの代表が、親亡き後の子供の養育費や治療費の適切な支払のためのツールで、その一つがこの生命保険信託。

 保険のいいことは、保険料以上のおカネを作り出せることですね。

 あと、保険の税制が使われるから、課税時期が信託設定時ではなく、支給時まで繰り延べられることもあるね。

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2012年6月21日 (木)

スキャンダルの対処法 指原莉乃騒動

今、芸能界は、指原莉乃騒動と松田聖子の再再婚騒動が舞っていますが、松田聖子の方は、彼女自身が思いっきり関与していると思います。でも指原騒動の方は、秋元さんが決めたんだろうな。

 凄い対処法だと思います。スキャンダルがでて、もみ消したり、涙の記者会見を開いてもあんましイメージとしてはよくないし、その後はじり貧でしょ。

 総選挙で躍進して4位 → スキャンダル → 即地方に飛ばす。

 本人へのショック療法というよりも、ファンやファンでもない一般大衆へのショック療法が強烈だもんね。おかげで、さしこへファンの同情が高まり、人気も急上昇。いままで、さしこを知らなった一般大衆(信託大好きおばちゃんも含めて)は、彼女のアップアンドアウト人生をしっかり記憶した。AKBの女の子を抜けたね。

 スキャンダルがばーんと出た場合の対処法として、即、それは可哀想かなと思うような裁定を下して実行するというのが、マイナス×マイナスで非常なプラスになる可能性が高いということかな。

 ただし、これは芸能界だから。サラリーマン社会で大スキャンダルで地方に飛ばされた場合、復活はほとんど無理。

 それにしても、秋元さんというプロデューサーは凄いですね。長年にわたって、ヒットを作り続けている。エライ人になったら大衆との距離が遠のき、それが原因で、表舞台から去らざるをえなくなるのだけど、彼は、大衆を常に近くで見つめていて、何を考えているのか、何を望んでいるのかをしっかりつかんで商売として成果を出し続けている。

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2012年6月19日 (火)

組織再編の行為計算否認規定(伝家の宝刀)は、いつ抜くの?

組織再編というのは、合併とか会社分割、現物出資、現物分配、株式交換や株式移転など、会社同志の結婚や離婚、養子縁組のようなイベントたちであり、これらについて、一定の要件を満たした場合は、イベント時に税金をかけませんよ。多額の税金で資金繰りが苦しくなったら、仕事どころではなくなり、会社自体が死んじゃって、それじゃ、お上も長く税金がとれず困るからね。

 でも、この組織再編の税制は、税金を安くするというメリットがあって、グループの再編にはプラスになったけど、当然、悪乗りする人もでてくる。そんな悪乗りする人に税金罰をかけるような規定が法人税法132条の2がある。ただこの規定はお上の伝家の宝刀の一つといわれて、お上の判断で使うことができるようなもの。民草からしたら、いつ、抜かれるのかわからない。経済的合理性を追求するのが会社だから、税金を安くするような組織再編はけしからんといわれると、何もできない。じゃ、どんなケースに伝家の宝刀を抜くのか?という疑問に対する一つの回答のようなものがT.Amaster に先月連載されていた組織再編税制の立案者とトップ法律事務所タックスローヤーの座談会の中で読み取れます。

 ようするに、税金の減少のメリットを本来の享受者でない者が享受したり、そのスキーム取引やセット取引を提案した者が享受したりするケースだそうです。税金減少のメリットを当事者間で分け合い、精算すること、たとえば、追徴税額負担条項が入っているというだけで取引が不自然というわけではないらしい。

 わたしてきに面白かったのは、弁護士の藤田さんが、海外の組織再編に対する税制の適用について、日本の会社法や民法における法律用語の解釈に依拠して税法を解釈するという手法は説得力に欠けます。まさに、我が国の法人税法が組織再編成をどのようなものと考えているのかということが問われているわけであり、というお話しに対して、立案者朝長さんが「合併」や「分割」などの法人税法で用いる用語は全て法人税法における「合併」であり法人税法における「分割」であるという当たり前のことが十分に理解されていない向きがあるようです。と答えたこと。

 いずれにしても、派手な組織再編の否認事件が報道されて、お上としても負けるわけにはいかない。だって、負けた場合は法律改正で手仕舞いというあまたの税務訴訟とは本質的に異なるものだと思うからね。

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2012年6月16日 (土)

黒蜥蜴 by 浅野ゆう子

 お芝居がどーしてもみたいという欲望がふつふつとわきおこり、猿之助がみたいなと思ったけどチケットがとれず、それだったらということでストーリーをよくしっている浅野ゆう子の黒蜥蜴を明治座で見ました。

 3階席だったのですが、場所がセンターのかぶりつきだったので、舞台が全体的に視界に入りました。

 黒蜥蜴は江戸川乱歩作の傑作のひとつだと思います。女盗賊が宝石と宝石商の令嬢を、明智小五郎と駆け引きをしながら盗むというようなもの。

 大人の知的でおしゃれな恋愛+犯罪ゲーム。 スティーブマックインとフェイダナウェイの華麗なる賭けに通ずるところがあって、信託大好きおばちゃんはこの手のドラマは大好きです。自分が黒蜥蜴、緑川夫人になったような気分になれてね。豪華な着物やドレスを着て、美しい男をだまくらかしてみたいなあ。

 浅野ゆう子って、おばさんからお金をとれる大女優にいつのまにかなってたのですね。これは驚きです。私は、彼女がデビューまもないころから知っていました。彼女は神戸出身で、私は彼女の住んでいたところの近くにずっと住んでいてましたから。黒蜥蜴は舞台が大阪で、大阪弁が必須なのですが、さすがに彼女の大阪弁はうまかった。山のようにアイドルがでてきて、足がきれいなだけがとりえのような浅野ゆう子はすぐ消えるだろうと思っていたけど、トレンディドラマでW浅野として名をあげ、そこで終わることもなく、次は大奥で舞台女優として地位を確立し、そして、、、いろいろあったけど、あの人が座長をはれる大女優になってと思うと、涙がなぜかしたたり落ちました。

 松田聖子といい、浅野ゆう子といい アラフィーのおばちゃんで、いまだに第一線で生き残っている人っていうのは、たぶんアラカンにあっても アラセーになっても 同世代のおばちゃんやおばあちゃんたちが支えるから芸能界でやっていけますね。 めざせ、若尾文子♪

 そういうおばちゃんやおばあちゃんに私もな・り・た・い♪

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2012年6月13日 (水)

聖子の成婚

マニアックな信託の話ばかり書くと疲れるなと思っていたところ、久々に松田聖子のニュースが降ってきました。 聖子ちゃん 再々婚だそうです。相手は一般人でどこかの大学の准教授らしい。同世代で准教授って でもいいじゃないですか。

 彼女の結婚歴は、1回目が年上の神田正輝で、彼との間の子供が沙也加 2回目が年下の歯科医で、次が同世代の准教授。

 ダンサーとかマネージャーとかいろんな男(郷ひろみも)のうわさがあったけど、配偶者に選ぶのはインテリっぽいオトコね。

 華々しい人だけど、いわゆる超大物(たとえば、アラブの石油王とか、小泉元首相)をチョイスせず、職業にはステータスがあるんだけどというオトコを選びますね。その方が聖子ちゃんにはいいのでしょう。

 3度目の正直で今度こそお幸せにというよりも 今度もお幸せにの方がフィットする。今回の婚姻耐用年数は何年か? 

 別れても好きな人なんて聖子ちゃんには似合わない。別れたら次の人であり、そこそこオトコがまたもや現れるでしょうから。ファンも聖子ちゃんのその辺の生き様を期待していますしね。

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受益権が複層化された信託に対する課税ルールに関する一考察

 やたら長ったらしいタイトルですが、信託法学会でもらったレジュメから引っ張ってきた論文が上記

http://www.fsa.go.jp/frtc/seika/discussion/2012/01.pdf

 これは、現在、一橋の吉村さんが書いたもの

 信託受益権が収益受益権と元本受益権というように質的に異なるものとして分割された場合どのように課税するかが、現行税制では定まっていなくてそれが信託の世界では、マニアックに大問題でした。その解答への道筋を吉村さんは、米国税制に求めました。

 で、ざっくりした結論は、信託財産を保有しているようなタイプの受益者と、それ以外の受益者に区分し、信託財産保有タイプ(エクイティ受益者)が信託財産を有しているものとし、その他の受益者(デット受益者)は、保有受益者に対して金銭債権を有するというようにしたらええじゃないかというようなものだと思う。

 当然、2つの異なるタイプの受益者にわけることになるから、ボーダーをどこにおくのかが大問題になると思う。

 そして、このタイプを採用したら、信託財産から生ずる所得の納税義務者は、エクイティ受益者となり、デット受益者に対する支払いは、エクイティ受益者からみると債務の支払い、デット受益者からみると債権の回収となると思う。

 この考えはまあ納得。 ただ、これは、金融商品を信託受益権を使って組成した場合の課税ということで吉村さんは論を展開しています。

 では、この課税方法をいわゆる家族信託においても適用した場合はどうなるのか、たとえば、不動産の信託受益権を収益受益権(家賃を受け取る権利)と元本受益権(信託終了時に不動産をもらう権利)に分けた場合、おそらく、元本受益者がエクイティ受益者となって、不動産所得の納税義務を負うということになる。でも、この複層化の信託が受益者連続型信託に該当すると収益受益者(デット受益者)が不動産をもっているものとして所得も計算される。

つまり、同じような信託を設定しても、受益者連続型信託に該当するか否かで、納税義務者が異なることになるが、以前から主張しているように受益者連続型信託か否かの境界がはっきりせず、なぜ、納税義務者が異なることになるのか理由がみいだせない。

 なんとなく、吉村さんの意見の方向に課税の仕組みが動くかもしれないけど、この辺の整理をどうするんだろうか?

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2012年6月11日 (月)

信託法学会 信託税制の現状と課題

昨日、学会員ではないのですが、タイトルのシンポジウムを拝聴しに立教大学にでかけました。

 信託税制に特化するのも珍しいのですが、とりわけ、信託大好きおばちゃんが昔から着目していた複層化やら受益者連続型の課税やらがシンポジウムで報告されているのは驚きでした。

 中には、難解すぎて、頭脳がフリーズしたようなものもございましたが。

 中里さんの報告というかコメントがやはり面白かったですね。

 民法の硬直化したコンセプトとそれをベースにした課税の枠組みでは信託受益権の複層化に対する適切な課税は無理よというようなことを言われたことに対して、民法系の大先生から反論があり、それに対して釈明があり、

 学者が、民法だ 商法だ 信託法だと形についていろいろいっても、一般社会は、実利実益で動くもの。同じような経済取引でも税金が異なるなら安い方をとるのが常識。

 それを租税回避だなんだといっても たとえば、民法にしたがった取引をやっていて、税法が異なる規定を置かないような場合、民法の規定にしたがった課税関係になってしまう。たとえ、心の中では別のことを考えてもね。

 面白かったのは、いま、複層化の受益権の課税関係について、裁判になっているものがあるらしい。お上の言い分(税法がそうなっているから)もわかるけど、会計にそって処理して何が悪いというようなものだったような記憶がします。この裁判はぜひウォッチしたいね。

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2012年6月 7日 (木)

賞味期限と消費期限どっちが長い?

食品を買うとき、いつも気にしてみるのが ○○期限の日時。 いままで、なーんも考えていなかったけど 賞味期限と消費期限の二つあるようです。

 消費期限というのは、すぐ、食品が傷んでしまうようなもの 魚とかかな。 未開封の状態で「保存方法」どおりに保存した場合、品質が保持される期限だそうです。

 賞味期限とは、品質が比較的長く保持される食品だそうです。

 では、牛乳は消費期限か 賞味期限か? こちらは賞味期限だそうです。

 なんで、こんなこと書くの? たまたま、消費者能力検定講座(無料)というものを受講したから。 日常生活って空気みたいなもんで、なんも考えずに日々過ごしていますが、なんも知らないことが意外と多い。知らなくてもなんとなくやっていけるけど、知らないから誤解も多く、そのために損をしているようなところもある。

 食生活で大事なことはバランスのよい食事をほどほどに食べること。 どんな食品も体にいい面もあれば、悪い面もある。偏った食べ方は、いずれにしても体によろしくない ということはよくわかるんだけどね。

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2012年6月 5日 (火)

国際相続における住所(日本の相続税・贈与税のあり方についての論点整理)

 日本の相続税・贈与税のあり方についての論点整理 -主要各国の相続税・贈与税との比較を通じてという論稿が、東京税理士会61日号に載っています。

 日本税務会計学会 国際部門 国際相続グループのメンバーで一緒に勉強させていただいている関根美男さんがお書きになっていらっしゃいます。

 発表のときも、すごく骨格がしっかりした勉強をしているなと思いましたが、論稿もその一端を垣間見ることができます。

 この論稿の中で国際相続における住所というのを最後の方に書いていらっしゃいますが、これは、いまの相続税・贈与税の日本の納税義務者の区分で、外国籍で相続・贈与時に日本に住んでいなかったら、日本の財産についてだけ税金かけまっせという制度はいかがなものかということ。

 なぜ、こう書かれるかというと、以前にも少し書きましたが米国の信託を利用して、赤子を米国籍にして、贈与税逃れをしたという事件が裁判になったことが原因。

 関根さんは、イギリスのドミサイル(居住地基準とも国籍基準とも異なる納税義務者の課税対象範囲基準)の考え方を参考に 日本の居住者である親の扶養になっている未成年者は、無制限納税義務者にすべきだ!というお考え。

 赤子の住所について、仲谷栄一郎さん、田中良さん「海外の信託を利用した租税軽減策 ~名古屋地裁平成23324日判決~」国際税務20119では、「いかに民法上の権利能力がないとはいえ、胎児として母親と行動を共にしている側面があるため、出生前の父母の事情を考慮してもよいのではないかと思われるが、他方胎児は「生活」しているとはいえないであろうから、出生前の父母の事情を考慮することには異論もあると思われる。」というご意見。

この国籍問題については、宮脇義男さんが「相続税・贈与税の納税義務者制度に関する研究」(税大論叢69号)でも論じられていまして、こちらは、

「相続人・受遺者が財産の取得時に日本国籍を有していなくても、被相続人・贈与者側において、財産の移転時に国内に住所を有している場合や、財産の移転時には国内に住所を有していなくても過去5年以内のいずれかの時において国内に住所を有していたことがある場合には、無制限納税義務を課すといった見直しを行うことが考えられるほか、将来的には、国内居住要件を適用する過去の期間を延長すること検討すべきと考える。」

 いろいろみなさんご意見がありますが、でも、国籍変更の上の相続税・贈与税逃れは、裁判でめだっているけど、そんなに頻発するとは思えないような気もするし。あんまし、がちがち制度を設計すると、課税逃れを意図していない外国籍の人に多大な負担がかかるかもしれないから慎重に考えてほしいというのが私の思い。

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2012年6月 1日 (金)

49歳からのお金

 またもや、大垣尚司さんの書籍です。大垣さんは、ざっくりと物事の本質をとらまえ、わかりやすく面白く表現することができる方だと思います。だから、読んでいて、すっと腹に落ちる。

 大垣さんが、これからシニアになる方向けに書かれたのがこの書籍。シニアと書かないのは、そういうタイトルだったらアラフィー世代は自分とは違うと思って買わないから。

 この本では、一般的な家庭は、年金だけだったら老後資金が2,500万円くらい足りないので、そのためのお金をどうして手に入れたらいいかということがメインテーマ。

 足りないからと言って、有り金全部をハイリスクハイリターンの金融商品につっこむなんてナンセンス。一番手堅いのは預金。投資信託っていったって元本保証しているわけじゃないですしね。でも、ハイリスクハイリターン商品に1円も投資してはいけないとはいってません。宝くじを買う人いっぱいいるでしょ。たとえば、宝くじを買うくらいの金額だったら、失敗してもいいと思ってる金額だからそのくらいは投資してもいいんじゃないかと。

 主たるテーマは、大垣さんのご経験がベースだと思いますが、住宅をおカネにかえる、生命保険をおカネに変える方法。ただ、日本は、生命保契約を第三者に売って先におカネをもらうということが許されていないように、なかなかおカネに変えるのは難しいところもあるようです。

 大垣さんのお話しで、以前から確率論のうそに非常に感銘をうけていました。これはどういうことかというと天気予報で雨の降る確率が10%といっても、10%の雨なんてない。降るか、降らないか。 貸倒の確率が20%といっても、実際には、貸した金が戻ってくるか戻ってこないかしかない。

 もし、確率の好きな経済学者がお天気を予報するならば、

 「もし雨が降るかを決めているのが雲の動きだけなら、今日は15%の確率で晴れるでしょう」というような言い方になるわけである。でも素人としてはそれではよくわからない。「だってあなた、雲の動きだけとは限らないでしょう」と言い返すと「所与の仮定のもとでは相応の説明力があると理解しております」みたいなすれ違いの議論になる。 よーなことのない書きぶり,つまり、今日は晴れです!(間違っていたらごめんなさい)で素人をぐっと大垣ワールドに引き込ませてくれます♪

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