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2012年8月30日 (木)

白金というブランド力

 東京の港区に白金という場所があります。シロガネーゼが全国区となったことから「しろがね」という人が多いですが、本当は「しろかね」です。

 白金アドレスは凄いブランドがあり、たとえどんなしょぼい家に住んでいてもアドレスが白金だったら「いいところにお住まいですね」という枕詞がついてきます。

 たしかに家賃は高いのでしょうが、といっても、足立区や荒川区の10倍の家賃ということはない。せいぜい2倍から5倍だけど、相手の受け取るイメージは全然違う。

 この白金、確かに都心に近く、緑も多く、スーパーマーケットもそこそこあるので住みやすいのですが、そこそこ駅近で、緑がリビングからみえ、間取りも広く、管理も行き届いたマンションというのは、たとえ中古でも1億超えがあたりまえで、いいなと思う物件は即売れる。

 億超えは庶民には無理なのでアンダーでとやると、どこかにケチつく。めちゃくちゃ古い。大通りに面している。窓の外は墓地。近くに宗教施設がどかんとある。。。。

 でも白金は白金ですから新築のマンションは難があっても60平米でも9000万円くらいの値段で即売れる。

 CA(キャビンアテンダント)のお姉さんたちも白金のあたりにいっぱい住んでいらっしゃるらしい。空港からの利便性を考えると蒲田とかの方が絶対にいいのに、やっぱし白金。

 最近、白金のコンパクトマンションの広告をみましたが、写真はプラチナ通りなのですが、マンションの場所は商店街の近くの庶民的なところ。それでも30平米弱でアラウンド3,000万円で販売し、たぶん、CAやそこそこキャリアウーマンの人が買うんだろうね。だって、白金アドレスだもん。

 セレブが住み、気分はセレブなシングルの女の人たちや、そこそこ金持ちの若いファミリーが押し寄せるから、ますます白金のブランド力が高まり、高い値段でマンションが売れる場所になる。

 高級住宅地の価値としては麻布や松濤の方が上かもしれないけど、独特のイメージ戦略で成功している類まれな土地。このブランディングイメージの構築に学ぶところはとても多いね。

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2012年8月28日 (火)

資産管理と資産承継のための家族信託

これは、昨日、税理士会の大阪北支部の研修会の題目。3時間、パワーポイント55枚くらいつかってしゃべりました。

 内容は、だんだん元気がなくなる時期の資産管理と残った資産の資産承継のためのツールとして成年後見人や贈与・遺言があるけど、これらだけでは埋めれない問題や財産の保有者の希望を実現させるツールとして信託が使えるよ。税理士がお客さんに提案するとき、他と差別化するためのツールとして信託はいいかもねというようなこと。

 成年後見や事業承継やおひとり様対策のためにこんな感じで信託を使ったらというようなことをしゃべりました。

 残暑厳しい季節ですし、内容もマイナーなのでどうかなと思ったのですが、参加していただいた方も多く、レジュメもほとんどはけたみたいでほっとしました。

 中休みや、研修終了後、名刺交換タイムなのですが、みなさん事例を抱えていらっしゃって、つっこんだ質問がありとても勉強になりました。とともに、信託って、全然浸透していないようにみえますが、斬新な実務が日本のあちこちで動いているなというのが実感です

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2012年8月23日 (木)

国際相続における税務

 税経通信の20129月号の特集が海外に資産がある、外国籍を持っている 国際相続における税務です。

 ざーっとよんでの感想は、 国際相続のテーマの特集は時流にあって企画としては素晴らしい。ただ、もうちょっと実務を念頭においた深掘り部分があった方がありがたいかなと。

 国際相続は、多様で、税務なんて最後の最後。私法がどうなっているのかが問題になる。

特に最近は、X国の人がA国に財産を残してB国で死亡し、相続人がA国やB国 X国なんて場合があって、いったいどの法律を使って処理をしたらいいのかよくわからないという問題もある。

 たとえば、日本人で外国の株や投信や預金をもっている人がいるけど、相続が発生すると、手続きが大変らしい。

 そういう細かなわからないがいっぱいあって、解決方法も一通りではない。

私はこういうケースで汗をかき走り回りこう解決したみたいな秘伝のレシピ(ハウツーみたいなもんでいいのですが)があればありがたいかなと。

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2012年8月21日 (火)

敗者にならないためには、

 戦争は、必ず、勝者と敗者に分かれ、敗者にとっては、残酷な戦後処理がなされる。

勝者と敗者の差は、偶然もあるけれども、結局は資金力の差であり、善や正義で勝敗を決することはない。

 戦争は突然やってくるものではなく、そのまえに前兆がある。前兆は、おそらく長期間あり、その間に戦争を回避することだってできる。勝ち目のない戦争に巻き込まれそうになったら、意地やプライドを捨てて、一日でも早く戦争回避を選択した方が絶対にいいと思う。でも、これができない。

 最高意思決定者に求められる資質は、損切りの判断が早くできることだと思う。この判断に必要な能力は深い知性よりも動物的感覚に近いと思う。

 このような資質のある人をトップにしておくと、色を変え、形をかえたとしても組織は残り、また、日が昇る時もあるからね。

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2012年8月18日 (土)

戦争に勝ったら

 戦争に勝ったら、勝者は敗者に対して3つの選択肢しか与えてはいけない。

すなわち、 奴隷になるか

      乞食になるか

      死んでもらうか

 たとえ、どんなにすがられても、上記以外を与えてはならない。上記以上を与えた場合は、たちどころに勝者と敗者が逆転する。

 いい例が、平治の乱のときの源頼朝や義経の処遇。戦争のお約束に従って、殺しておけば平家は簡単に滅ばなかった。徳川家康は大阪冬の陣で、豊臣秀頼の男の子は見つけて惨殺した。女の子は生かしたが尼にした。尼になったら生きることはできるが、子供は産めないので豊臣家は途絶える。だから、徳川家は300年もった。

 この答は過去の一事例だけでなく、現代にも通じている。いまだって、惨殺しているかどうかは別として、同じような手法を使って勝者は敗者をうまいこと長期間つかって統治しているね。何のことを言っているかは書きませんが。

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2012年8月17日 (金)

世の中を動かす単純なルール

 ある本を読んで、古今東西、万国共通のルールを再認識。

 すなわち、金主の意向が絶対。

カネをもらったら、金主の意向に沿って働け。

カネを受け取り、カネの真の意味をわかっているなら、裏切ることなかれ。

意向に沿えないならば、カネは受け取るな。

カネを受取り、裏切ると、忘れたころに災いが降ってくる。金主は涼しい顔で恨みを腹にためていく。汝、忘れることなかれ。

 なるほどね。 世の中に起こっている表面的な事象だけをとらえると上記は過激なことにしかみえない。だけど、海面の下をアクアラングをつけて潜ってながめるとなるほどなと思う。とても怖いことだけど、これが物事を動かす最大の原動力ではないかと。

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2012年8月16日 (木)

若尾文子という大女優

 8月、初めて、若尾文子さんのお芝居を三越劇場で見ました。

若尾文子さん 御年 アラエーでしょう。 はっきしいっておばあさん。

しかしながら、舞台では 自分より年下かもしれない西郷輝彦や水谷八重子に仕える嫁の役でして、お二方は白髪ですが、若尾さんの御髪はアップにした黒髪(茶色かかってたかもしれない)。

 私は2階の最後部席でした。 若尾さんのなめらかな声が一部聞き取れなかったような気もしましたが、でも、あの麗しい和服の立ち姿を拝見できて、まあ、いいかなっと。

 若尾文子さんは、山田五十鈴さん亡き後(森光子さんも舞台を去られましたし)、大女優の中の大女優です!

 最初は、映画女優さんで始まり、現在では、舞台をなさりながら、NHKの連続ドラマにも出演されるし、ソフトバンクの犬のCMにも出演されている。アラエーでも第一線、かつ、そこらのアラエーのおばあさんたちとは完璧に一線を画した凛とした存在価値で周りを圧倒している。

 演技派ではないけど、しっとりと落ち着いた和服の立ち姿と独特の滑らかで落ち着いた声、そして、かの黒川紀章さんにバロックだ!(こちらはプロポーズ) 本当に好きだったんだから!(こちらは臨終の言葉)と言わせたことで神格化させているのですよね。

 それが、いまだに華を醸し出し、客を呼び寄せ、周りを潤わす。

 三越劇場の入り口は、胡蝶蘭の香りでむせ返るようでした。以前明治座でみた浅野ゆう子さんが30年後に到達できるかどうか、

 若尾文子さん的な息の長いおカネのとれる人は、あと、大竹しのぶさんと松田聖子さんくらいか。40歳以下の若手は、まだ、どうなるかわからないところがありますし。

 本人の努力と才能が大きいのでしょうけど、ここまでくるためには、周りのサポートや必ずチケットを買ってくれるファン組織が確立されているのでしょう。

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2012年8月14日 (火)

お金をじゃぶじゃぶ流しても

国債の利回りや社債の発行金利が極端に低くなる「異常金利」が広がっている。

By Nikkei com

EUのギリシアだけじゃなく、スペイン(たぶんイタリアも)に広がる金融不安の火事を消そうと、じゃぶじゃぶおカネを流しているのに、そのおカネは、肝心のこれらの国には流されず、信用力の高い北欧の国の国債なんかに回っている。投資家は、利息はいらない。いらないどころか、利息を払ってでも国債を買おうとしている。

それでも余ったおカネは、今度は新興国の国債に回る。そのお金は新興国の投資に回りバブルとなり、インフレになる。インフレを抑えようと金利をあげても、じゃぶじゃぶおカネがやってくるから結果としてまた金利が下がり,また、インフレ

結果として、南欧諸国はますます苦しくなり、またおカネをじゃぶじゃぶ。

でも、南欧諸国に回らない限り、いつか、破たんし、貸し込んだ金融機関がつぶれそうになる。 救済しようと国がおカネを出すと借金が増え、その国もいつか破たんする。

そして、誰もいなくなった。。。。

いったい、いつになったら負の連鎖を断ち切れるのか。

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2012年8月11日 (土)

道頓堀川プール

 ネットをうろうろしていたら、面白いニュースを発見

あの、江崎グリコの看板でおなじみの道頓堀川にプールをするという動きがあるようです。

大阪市の中心部を流れる道頓堀川に、全長1kmのプールをつくろう――。大阪府市特別顧問で元経済企画庁長官の堺屋太一氏の発案を受けて、こんな計画が動き出した。地元商店会や南海電鉄で構成する「道頓堀プール準備室」が731日、基本計画を発表したのである。

 (日経ネット)

 堺屋太一さんらしい。 大阪の再生には、中途半端な政策ではだめ。 みんなが わーっとなってくれて、勝手に宣伝してくれるような世界的名所を作ろう。しかも、民間で ということらしい

 過去、阪神の優勝のときに道頓堀川に突き落とされたカーネルサンダースおじさんのたたりがおこりませんよーに♪

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2012年8月 8日 (水)

ユニクロやアマゾンの梱包箱

 私は、ユニクロやアマゾン、その他いろんな商品をネットで販売して自宅に送ってもらうのですが、どうして、梱包箱はでかいのでしょうか?

 梱包箱の中にはいっているビニールや発泡スチロールなどを取り除き、段ボール箱を解体してもかなりでかい。中身は梱包の容積の1割もしめていないのではないかな。

 うちのマンションは24時間ゴミだしできるから、解体した段ボールを資源ごみ置き場に運べば部屋はすっきりするのですが、資源ごみの日しかゴミ出しできないところは家の中に梱包箱などがたまって大変なのではないかなあ。

 

 宅配の利便性の方が、解体作業と残骸処理よりも大きいと思うし、荷造りの費用を削減するためには、大き目の段ボールを大量に購入する方がいいのかもしれないけど、

  市場創造の天才、ヤマトホールディングスの木川さん。なんとか考えてもらえないでしょうかね♪

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2012年8月 6日 (月)

金のとれない国 日本

 ロンドン・オリンピックで、毎日、メダルが増えていっているのですが、銀と銅ばかり。金は、今のところ柔道と体操の2つ。 

 日本はがんばっているんだけど、金がなかなかとれないねえ。銀や銅が悪いというのではないのですが、突き抜けた強さというか、本番で発揮するバカヂカラというか、幸運を引き寄せ勝利をもぎ取る握力というか 何か、今一歩のところがある。

 昔、蓮舫さんが、「世界一になる理由は何があるんでしょうか?2位じゃダメなんでしょうか?」」と発言して、めちゃめちゃ話題になりましたが、 蓮舫サン的には いまの状況は、満足なんだろうね。 1番じゃないとだめなんて怖くて誰も言えないですし。

 でも、やっぱし、どんなニッチな分野でもいいから、金メダルをとって、これは世界一と見せつけてほしい。No1No2の間は表彰台の高さ以上の差があるものだからね。

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2012年8月 3日 (金)

恐怖こそ 弱者の鎧

 日経新聞のシリーズものはあまり読まないのですが、大王製紙の乱は、ぱっと目につき、読み続けますね。

 今日の「恐怖の経営」は、なるほど納得。大王製紙を大きくさせた高雄氏の原動力は、隙あらば大手に飲み込まれてしまうという恐怖感。この恐怖感が常にあると、神経を研ぎ澄まさせ、不穏な動きを早めにキャッチし、危機の回避を可能にさせるものだと思います。

 不穏な動きというのは、不穏だ不穏だと声高に叫びながらやってくるものではない。しごく当たり前のプロセスで何気なくやってきます。猪突猛進に仕事に励み、なんとしてでも売上を伸ばそうとしゃかりきなっているときは見えない。ちょっとおかしいなと思っても、たいしたことがないと思って進めていくうちに、どうしようもなくなってしまうことも多い。

 この不穏な動きをキャッチできる力というのは、判断することが仕事の人には不可欠な能力だと思いますね。この能力は天性のものか? いや、そうではないと思います。やはり、会社の危機、人生の危機に直面し、誰も助けてくれないという絶体絶命の経験をいくつかすることによりとことん身につくものだと思います。

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2012年8月 1日 (水)

ソニー銀行

 今朝の日経に「かわいいボーナスは、ブラジルに旅をさせよう。」ということでブラジルレアル定期預金 期間3か月年7%の広告が載っています。

 1レアル 37円~38円くらい。 為替コスト片道1円!!! これは高い。3か月7%といっても、為替リスクはあるし。。 

 で、レアル定期預金がおすすめという話ではなく、この広告をだしたソニー銀行のこと。

ちょうど、日経ビジネス730日号にアフターサービスランキングというのがあって、そこで、ソニー銀行は銀行部門のランキングトップ。

 なぜ、ソニー銀行はトップなのか。アフターサービスの主戦場はカスタマーセンターなのですが、この価値に気づいて、戦略部門に転換した。カスタマーセンターの対応が早い。マニュアルに従うサービスよりも、ある程度、状況判断により柔軟にサービスを提供している。通話記録を聴きお越し、改善点を見つけるための専担者をおいている。ここら辺か。

 メガバンクでもできそうなんだけど、なかなか難しいらしい。

 お客様の声を聴いて、問題点を改善し、需要を探り商品を作っていく。金融商品ってお金の時間的価値を売るようなものだから、預金の金利をあげるか、ローンの金利や手数料を減らすかしか方法はない。ソニーは、過去に一工夫をした製品を販売し、ブランドイメージを高めて、他社より高い値段で売るビジネスを成功させた。

ソニーらしい輝くような金融商品が、ブラジルレアル定期預金なのか。

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