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2012年10月30日 (火)

障害者福祉の現状とこれからの課題について

 昨日、久々に信託協会の信託オープンセミナーを聴講しました。障害者問題の第一人者といわれる毎日新聞社論説委員の野沢和弘さんのお話しです。

 この分野に関しては、最近、勉強を始めたばかりの信託大好きおばちゃんにとって、過去からの障害者福祉の経緯とこれからの方向性がなんとなく理解できたことは価値ありだったなと。

 特に目を引いたのが、成年後見人制度を採用すると、成年被後見人の権利義務(たとえば選挙権)が制限されたり、専門家に頼むとコストが高いし、親族に頼むと猫糞リスクが高いなど問題山積で、将来的に成年後見人の立ち位置は、後退していくだろう。でも、障害者の人が生活をしていくためには助けが必要であり、そのためには信託のしくみが財産管理のために今後、使える仕組みになるように検討も始められているようです。

 今日決まって、明日実現するようなことではないですが、障害者の人、特に親なきあとの生活支援のために信託の仕組みを活用することは非常に有効であると思います。ただ、受託者を誰にするかという問題で、民事信託の場合は成年後見人同様のリスクがある。では、信託銀行をはじめとする金融庁の監督する世界で賄えるかというとちょっと難しいのではないかと。でも、別の省庁、たとえば厚生労働省の管轄で信託を監督することを、金融庁をはじめとする人たちが認めるかどうか。ぐちゃくちゃ揉めているうちに時間だけが過ぎていき、うやむやになるのもなんだかなあと。よくあるパターンですが。

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2012年10月29日 (月)

麻布永坂・麻布狸穴町の価値

昨日、麻布十番、新そば食べ歩きツアーに参加していました。10月は新蕎麦のシーズンだそうで、半日、麻布の坂をアップダウンし、へとへとになり、腹いっぱいお蕎麦をいただきました。

 そこで、本題、麻布永坂。 麻布永坂というのは、麻布十番から徒歩10分も歩かない、首都高のすぐ近くの場所です。ただ、坂を上り、麻布永坂エリアに入ると、そこは、別世界。ここが、都心、麻布十番、首都高の近くかと思うような清閑な雰囲気が漂っています。広めのおうちと、古いマンションに。。。そして、知る人ぞ知る孫さん邸のあるところ。

ただ、ここって坂が急ですし、車が入りにくいので、非常に不便なんですよね。ですから、お抱え運転手つきじゃないクラスの方々にとっては、とっても、とっても、住みにくいエリア。希少性はあるのですが、隔絶とした孤島のような雰囲気すらあります。

永坂から植木坂を下りると、あーらま。すごい造成工事をしています。以前は、古式ゆかしい長屋のような建物もあったのですが、ここにマンションがどっかん、どっかん建つらしい。お近くには、ロシア大使館とアメリカンクラブがあり、なぜ近くに存在しているのかよくわかりませんが、安全なような、でも、リスクもあるようなところです。

それでも、麻布狸穴町は、利便性がよく、かつ、ちょっと静かで、しょぼい狸穴公園の周りは緑もそこそこあり、再開発でマンションが建てば、高級スーパーに、高級クリーニング屋さん、そこそこセレブのニーズを満たすインフラができてきて、超高級街ではないかもしれませんが、住環境的には伸び代があるかなと。でも、そんなに住む人というか、マンションに投資する人が現れ続けるんだろうか。雨の降りそうな空の下、そんなことを思う信託大好きおばちゃんでした♪

 

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2012年10月26日 (金)

庶民がノーベル賞を受賞したら

 80歳の石原じいちゃんが突然、都知事をやめ衆議院選にでるということになり、唖然としながらも、じいさんらしいな。でも、政治って、何するところなの?とテレビをみながら思う今日この頃。

 さて、本題は、石原さんと全く関係ありません。今年は、山中さんがノーベル賞をゲットされましたが、ノーベル賞をとると、一夜で時の人になることは、とても晴れやかでうらやましいと関係ない庶民は思うのですが、実はしばらくの間は、経済的に大変らしい。

 というのも、ノーベル賞を取ると、授賞式だ、宮中参内だと、晴れやかな場所にでかけないといけない。いつもきている服でいいかというと、そうではなく、ドレスコードがあって、人生で一度も袖を通したことのないような高価な服をまとわないといけない。特に奥さん。しかも、一度袖を通すと、その服は2度と着れないらしい。一晩、うん百万円の出費が何度も続くようなもの。レンタルでできないか?といっても、さすがに宮中晩さん会用のレンタルなんてしてくれるところがない。ということは、ノーベル賞一つで、うん千万の支出。。。。 ノーベル賞をとったら、賞金やら年金やらがはいってくるからいいでしょ、といわれるかもしれませんが、おカネは後から、支出はすぐ。 運転資金が足りなくなるのですよね。おカネを貸してくださいと頼めば、貸してくれそうですけど、担保が着物というわけにもいきませんし。

 ま、山中さんの場合は、奥さんがお医者さんですから、運転資金には困らないと思うけど、これを読んでいるみなさんも、万が一ノーベル賞級の栄光がどかんと降ってきたら、くれぐれも資金繰りにご注意を♪

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2012年10月24日 (水)

家は、アラカンぐらいに現金で買う

 今朝の日経に「90年人生の住宅すごろく」は、割と納得感があります。

30、40台に借金して買っても、人生90年と考えると、年取っておカネが枯渇しかかった時期に建て替えの問題が起こる可能性が高い。これじゃ、家に縛られた奴隷のような人生になっちゃう。それだったら、ずっと現役時代は賃貸でおカネをため込み、退職したころに現金で築浅の中古を買う。そうしたら、利息を払うことも建て替え費用を払うこともないので最小コストで住居を確保。

 家は戸建てか、マンションかという選択がありますが、私は、マンション派。 カネの問題が大きいのですが、大きな理由として、戸建ての場合は、縦に伸びるので、生活するために階段の上り下りをしないといけないから。これが、年をとると難しい。ホームエレベーターなんて作れませんし、車いすで戸建てだとどうすればいいのとなる。だから、マンションで、入口から部屋の中、トイレやふろへの移動まで、段差のないところがベスト。

 立地は、最寄の駅から5分以内で、駅までの道がフラットなのがいい。

 それから近隣施設として、記事にもあるのですが、いい病院といい歯医者が近くにあること。徒歩圏になくてもいいのですが、タクシーでワンメーターくらいの範囲にあるとありがたい。年取ると病院の待合室が生活圏になりますですから。

スーパーが近いのはありがたいですが、スーパーはネットでもなんとかなる。それよりも、100円ショップが近くにあるともっとうれしい。日常の細かな必需品、ガムテープや輪ゴムからおろし器まで、いますぐ必要なアイテムがすっと手に入るか否かは生活の快適性を考えると重要ですから。

 つらつら並べてみると、リビングから緑がみえるとか、マンションの価格形成には意外なくらい大きな影響をあたえることなんて、購入する際の優先順位から考えると後順位なんだよね。

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2012年10月22日 (月)

国際相続の法務と税務 (中)

雑誌「国際税務」の10月号に弁護士の酒井ひとみさんの首記連載が掲載されています。

 ここで紹介されているのが、海外生活経験がない日本人なんだけど、ハワイにコンドミニアムや預金、外国株式を残して相続した事例。こんな事例が増えているらしい。富裕層にはいろんな人が営業かけるから、結果的にこんな感じの人も多いと思います。

 気になっていた、日本人が外国の銀行の外国の支店に預金を残した場合どうなるかということ。

 日本人なんだから、不動産はともかく、預金は日本ルールで粛々と残高情報を開示し、名義変更させてくれといいたいところですが、どうもそうはいかない。

 管理清算主義の法制の国(米国など)は、死亡と同時に相続財産が遺産管理の手続きに入るため、裁判所から選任される人格代表者以外は、相続財産情報を入手ができない場合もあるからです。

 定期的なレポートが送られてきている場合はまだいいのですが、最近はネット管理でパスワードがわからないとどうしようもない問題があるらしい。

 また、不動産の方ですが、こちらを相続後売却する場合は、相続人が売却することになるのですが、相続人の確定のために意見書みたいなものが必要ならしい。

 ようするに、安易に外国の資産をもつと、相続税も大変だが、相続手続きのためにカネと時間がかかって大変だということが先生の言いたいことの根っこにあるような気がするのです。

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2012年10月19日 (金)

ユニクロのローゲージドルマンスリーブカーディガン

 横文字だらけのタイトルですが、これ、昨日、近くのユニクロで買ったカーディガン3,990

 そろそろ寒い季節になってきて、気軽にきれて、そこそこ品があるやつを探していたところこの商品を発見。

 私のように太ったおばさんに合うユニクロの服は、伸びがよく、自宅であられるポンチワンピースと、ざっくり編みニットのもの。

 5年以上前にかったざっくり編みニットのドラム缶のようなワンピースは、毎年、毎年、着続けましたが、耐用年数の長さは驚異的です。

 今回の羽織ものは、ふわっと体に乗っかる感じで、服に合います。

 先日、渋谷の大山町に出かけた時に要塞のような建物を発見しました。入口にはガードマンがいて、表札は見えなかったのですが、家に帰ってネットで調べて、あれがユニクロのオーナー柳井さんのおうちであるらしいことを発見。

 凄いおカネがかかっているのはわかりますが、オーナーの収入と財産状況から考えると痛くも痒くもない金額なのですよね。

 ちなみにファーストリテイリングの平成238月の総資産は5,337億円で、現金等価物の残高は2,021億円だから、資産の40%は現金のようなもの。しかも自己資本比率は59%、柳井さんの持株比率が27%くらい。 

 私がユニクロに払ったおカネが巡り巡って、柳井邸のガードマンや庭師の給料に化けると思うとなんだかなですが、ジャパニーズ・ドリームの象徴は、高い税金にかかわらず、日本に居続けて欲しいですね。柳井さんや、孫さんが、贈与税、相続税対策で、家族そろって外国に移住とならないようにした方が、日本の将来のためにはいいと思うけどねえ。

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2012年10月17日 (水)

扶養義務者からの贈与の非課税

今朝の日経に「贈与にならぬ資産承継 祖父母から孫へ、学費や生活費 必要な金額を直接支払い」という記事があります。

 どかんとおカネを孫にあげると贈与だ、孫名義の預金のカードも印鑑もじいちゃんが管理していたら名義預金だといわれます。

 でも、孫の合格祝いに入学金をあげる。下宿して大変だから、賃料部分を助けてあげるとかいうのは非課税。これが使えるんですね。

 以前、私がこのブログで紹介した「誰でも使える民事信託 2版」の中のシンポジウムの章で、親亡き後の障害者の生活支援のために、この非課税を利用した贈与がうまくできるように設計した事例を紹介しています。

 また、生命保険も契約の仕方で税金が変わります。

 たとえば、離婚して、小さな子供を引き取ったお母さんがいたとします。別れた夫からの養育費も途絶えがちだし、財産も少ない。もし、子供が小さい間に私が死んだらどうするの? 

私の父(おじいちゃん)はそこそこおカネを持っているので、おじいちゃんが契約者となり私を被保険者とする生命保険契約を結ぶ。私が死んだらどうなるの? この場合は、私の子供には贈与税がどかんとかかってしまう。それでは生活もおぼつかない。

そこで、私が契約者となる生命保険契約に加入し、おじいちゃんに毎年の保険料分のおカネを贈与してもらう。これは110万円の非課税の枠に通常はおさまる。そして、私が死んだら、私の子供は保険金の受取人になるけど、相続税の対象で非課税の規定も使える。だから税金コストを少なくすることもでき手取りも増える。というやつ。

使い古された定番の節税対策ですが、だんだん節税策の幅が狭まる中で、これらは誰でもきちんと理解して実行すれば使えるものですよね。

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2012年10月15日 (月)

在日韓国人の方の相続の放棄は日本でできるか?

日本には、韓国人の方が多く住んでいらっしゃいます。この方々は、日本に住んでいらっしゃることから日本に財産を残して亡くなることも多くあります。ただ、財産も多いが借金が財産以上に多い場合もある。相続人にしたら、相続により財産をもらうのはうれいしけど、借金を負わされたらかなわない。だから、相続の放棄という手続があって、日本では相続発生から3か月以内なら、家庭裁判所に申述して借金を引き継ぐリスクを避けることはできます。これは日本ルール。

 では、被相続人が在日の韓国人の場合、日本で相続放棄の手続きができるか?

国際ルールでは、相続の実定法は、被相続人の国籍の法律に基づくことになるから、韓国の法律に従うことになります。では、相続放棄も韓国でやらないといけないのか?

 国際ルールがあって、日本に財産を残してい死亡した場合は、日本の裁判所でも処理することができる。だから、日本の裁判所に相続の放棄することはできます。

 では、被相続人の借金の債権者が韓国の銀行だった場合、日本の裁判所で行った相続放棄の効果を韓国の銀行に主張できるか? これは、できないようです。Q&A新・韓国家族法P227によると「日韓両国には他国における相続放棄の効力を国内において認める趣旨の特別な法規は存在していませんので日本における相続放棄の効力は、韓国内では効力が認められないと解さざるを得ません。」

 よって、韓国の銀行に相続の放棄を主張するためには韓国の家庭裁判所に申述する必要があるらしい。

 なるほど、で、とても面白くおもったのが、子供が相続を放棄したら、孫は子供の代襲相続人とはならないところは日本と同じなのですが、子供が全員放棄をした場合は、孫が本位相続人となり、子供が債務を免れても孫に負担が及ぶという恐ろしいことになるらしいです。(Q&A P228頁)

 

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2012年10月11日 (木)

遺言・信託・任意後見の実務

すでに、このブログではご紹介してますが、タイトルは公証人の方々がまとめられた書籍です。公証人の方々との接点は、公正証書遺言が代表的ですね。

 この書籍の中で信託について一つの章が割かれています。遺言や契約などで信託を作りますから

 たとえば、老後の資産管理について成年後見がありますが、信託を使って第三の成年後見制度のような仕組みが作れますよ。どうするかというと、自分がぼけた場合は、信託を開始して、財産管理を支援してもらうというものです。

 後見制度では限定的になりやすい財産の管理につき、受託者の裁量で信託財産を管理のみならず運用処分もできるという、幅広い運用方法が選択できるという仕組みです。

 未成年者擁護信託というのも紹介されていて、

 離婚した妻が自己が不測の事故や疾病により死亡し、万か一別れた夫の親権が回復した場合に備え、子に相続させる不動産と金融資産につき元の夫に費消させず、学業を終えた子に確実に残したいために信託を活用する方法です。

 これに関しては遺言信託の一部ひな形があります。

 上記事例は不動産と金融資産ですが、これは財産がすでに奥さんにある場合です。奥さんに財産がなく、子供を残して死亡した場合の養育費をカバーするためには生命保険でしょうか。

別れた夫やその他の親族の口出し、カネ巻き上げを防御するためには生命保険信託という形にして防御させる仕組みも使えるかもしれません。あんまし広がってませんが。

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2012年10月 9日 (火)

更正の理由付記の後出し変更は適法か否か

 以前、書きましたが、今、東京税理士会のAtoZ研修というものを受けておりまして、基本は土曜の1300から1600まで缶詰状態です。通常の座学と異なり、半分、座学、半分グループワークで、1回は発表するというプレッシャーは知識吸収を加速させます。

 昨日は、月曜日でしたがお勉強の日で、お題目が行政法。1週間くらい前にバーンと資料が送られてきて、読んでも読んでも眠くなりどうなるかと思いましたが、

 講師が学習院大学の櫻井さんで、この方(女性)が、非常に優秀なんですね。あんなにつまらん行政法が活き活きと頭の中で動き出しました。

 グループワークで充てられた課題が、タイトル 「更正の理由付記の後出し変更は適法か否か。」税務調査などでもめて、納税者が修正出さなかったような場合、お上が更正(税金を計算して、これだけ払え)と命ずることができますが、青色申告の場合は、理由を付記(なんで、こんな金額を請求するのか)しないといけない。

 事案は、簡単にいうと、お上が理由付記をして更正をかけたけど、納税者が納得せず、裁判沙汰になった。そしたら、そのプロセスで、お上が、当初の更正の理由と別の理由で私がやってることは適法なんですよと主張した。 よーするに後出しじゃんけんみたいなことをやった。こんなこと認められるの? ということ。

 ある最高裁は 後出しOKとした。 だって、結果的に税額が同じだから、納税者も困らないでしょ。

 ある地方裁は、後出しは×とした。 だって付記理由は、お上が権力使って好き放題しませんよ。文句が有ったら訴えてみろ!という趣旨で作っているのに後出しを認めるということは好き放題を認め理由付記ってなんなの?ってことになるからね。だと思う。

 櫻井先生のご著書によると、行政活動は正しい内容を実施すればいいというわけでなく、その手続きも適正じゃないといかん。

 後出しじゃんけんをしても税額が同じだから納税者は困らんでしょといっても、どんだけ納税者はごたごたで消耗したか。それが不利益なんだよ。そんな不利益を与えないために手続もちゃんとしないといけないんだよ。

 なお、今は、行政手続法というのがあって、不利益処分(課税処分)のようなことをしたらその人宛に、同時に、不利益処分の理由を示さないというルールができています。ただし、税法がこの行政手続法のルールに従う改正が施行されるのは平成2511日から。つまり、11日以後は、後出しじゃんけんは完璧に×。

 次回は中4日で13日の土曜日。ただ、事前に2つの事案について意見書を書くようなレポートを書かないといけない。まるで高校の授業。

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2012年10月 5日 (金)

ドムス南麻布の価値

 ドムス南麻布というマンションが南麻布にあります。1993年施工 バブルの最後に華やかに建てられた超高級マンションで、いまもこのマンションを超える物件はないといわれています。

 場所は南麻布なのですが、駅からは非常に不便。 明治通りから薬園坂をあがり、イラン大使館を超えたところに立派な建物があります。大きいのですが、総戸数15 つまり、1軒あたりの面積もでかい。

 最近、売り出されている物件があるのですが、

 お値段は33,000万円! 専有面積 248.72m² (75.23) バルコニー31.65m²

値段も面積も凄いのですが、もっとすごいのがランニングコスト

 管理費304,515円  修繕積立金45,100円  

この管理費の中には ヘルスクラブの料金91,560円が含まれています。併設のヘルスクラブ(プールつき・インストラクターつき)の費用も含まれています。

 毎月、40万弱のメンテナンスの費用だから、実際の光熱費やら固定資産税やら居住に必要な費用を積み上げていくと、毎月70万から80万円 年間で1,000万円くらいかかるのではないかな。

 誰が住むんだ!と呻きたくなりますが、居住者はいらっしゃいます。この前、居住者と思われるお嬢様がお出かけになるところをお見受けしましたから。

 お値段は高いのですが、これは、単に高いだけでなく、内装にも非常にこっていて、リビングには、バカラのシャンデリア、和室は宮大工が内装を手がけ、大理石や一枚板のメープル材やらおカネをかけている。東京ベルサイユ宮殿のような感じなのかなあ。

 買える人がいて、住める人がいるから存在するのでしょうけど、でも、こんな家に住んで、落ち着いて生活していけるってすごいなあ。

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2012年10月 3日 (水)

関西出身者にとっての東京は

 上京して7年目に突入しました。このブログを始めたころは、大阪に住んでいましたが、いつのまにか東京人になって根が生えてしまったところがあります。

 すっかり東京人の気分で日々を過ごしていますが、どこか関西が抜けてない。 だから、これからも住み続けるならどこがいいかと考えると、いろいろ考え、調べ、とことん実地調査しても、結論としては、都心から城南にかけた地域に目が留まるんです。そんなに条件がよくなく、割高とわかっていても。

 なぜか? そこに品川駅があるからなんですよね。関西人にとっての東京は品川に始り、品川に終わるからじゃないかと。新幹線の車内放送が流れ、山手線のループがみえると、「江戸についたぞ!」と思い、品川の駅で扉がしまり、新幹線が動き出すと、売店で買った缶ビールをあけ、「お疲れ様でした」と心の中でつぶやくような移動を数限りなく経験しましたし。

 だから、そんな品川の近くに住んでいたい。何かあれば、すぐ、新幹線に乗ればいいのだから。そんな思いがあるから、どうも関西出身者は品川から半径2,3キロ内に住んでいる人が多いように思います。特に単身赴任者はその傾向がある。単身赴任といっても、結構広いおうちに住んでいらっしゃるようですが。

 最近、品川の駅前、それも高輪口に巨大なパチンコ屋ができました。東京の、それも山の手の人にとっては非常に違和感があると思いますが、あそこらへんのホテルの出張者や単身赴任者が多いことも一つの要因なんでしょうか。

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2012年10月 1日 (月)

日本人が、米国の不動産の遺言を書くならば

日本の相続法のシステムと米国の相続法のシステムに齟齬をきたし、日本人が米国に不動産を残して死亡した場合の不動産に対する相続法の適用に関しては日本法と米国法(州法でしょう)がバッティングして解決しないといわれています。でも、「解決しません」なんてお客さんの前ではいえないので、ここら辺の解決方法を探しています。

 今日は、日本人が米国不動産について遺言を書く場合は、どうすればいいの?

公証人の方々が書かれた「遺言・信託・任意後見の実務」のQ40に答えがあるようです。

 英米等の国際私法においては、遺産である不動産の処理は、その所在地国が専属的に完結権を有するものとされていますので、遺言や日本の裁判所がした審判調停などが、これらの国でそのまま承認され、実現される可能性は極めて少ないといわなければなりません。

 日本の遺言法の方式は 原則は、遺言者の本国法だけど『遺言の方式の準拠法に関する法律』に例外を定めていて、たとえば不動産に関する遺言について、その不動産の所在地法の方式に従って遺言をすれば、日本ではOK

  日本で作成された日本語の遺言をその不動産所在地の登記所が受け付けてくれるかどうかわかりません。

だから、上記方法で遺言するのがBetter

 でも、遺言作るのに現地にいかないといけないの?という疑問に対しては

 日本にいる外国法事務弁護士に依頼して、領事館でサイン認証することにより、不動産所在地国で有効な遺言を作成することができる そうです。

 誰に何を頼みどうすればいいのを知っておくだけで日本の専門家はとりあえずOKなのではないか。これがわからないと、大変なことになるからね♪

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