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2013年9月17日 (火)

新しい家族信託

 またまた、本ネタ。 これは、公証人でふつうの人向けの家族信託について相談が日本でひょっとしたら3本の指に入るくらいに集まっている人が書いた本です。

 

 書かれたのは蒲田の公証人の遠藤英嗣さん。

 

 家族信託の定義は難しいのですが、家族の資産管理や承継のために、家族間で信託しましょうというようなものなのかなあ。

 

 学者の先生が書かれる信託法の切り口や、証券化ビジネスを専門にやってる弁護士の先生の見た信託法という宇宙とはさすがに違う。

 

 受託者は、信託銀行が前提じゃないので、誰にすればいいのか、弁護士はどうか、一般社団はどうか、問題点はどうか、後見人と信託というようなベタな信託にかかわっている実務家には知りたい論点が家族信託に携わっている人の視点から書かれています。

 

 この著書の特徴は、いろんな意味で使えるけど、みんなおっかなびっくりな自己信託(自分の財産を自分で信託する。そうすると自分の財産から遊離する)についてかなり書かれ、かつ、公証人の強みをいかした自己信託の証書の事例なども書かれていることだと思います。

 

 この書籍が書かれるきっかけとなったのは、おそらく昨年の春に開かれた司法書士さんの信託のシンポジウムの後の打ち上げの宴席で、遠藤さんが構想を打ち明けられたことからだと思います。だって、私、至近距離での目撃者ですから。ただ、あの構想が1年半でこんな形まで昇華するのは、やはり、遠藤さんの実力ですよねえ。

 

 

 

 

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コメント

 はじめまして、長野県の税理士で4月に司法書士登録の予定です。
信託は役立つのですね! 遠藤先生の本はわかりやすいですね!
 ちょうど311ページ自己信託直前です。
読み終わったら次は信託税務の勉強をします。しかし、税理士ですが、信託にかかる税務はよく知りませんでした。先生のブログ参考になります。

投稿: 町田純一 | 2014年2月 1日 (土) 21時00分

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