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2015年1月 8日 (木)

出国税 第5話 株を売ったら猶予は終わりよ

 株持って海外逃亡して、税金のかからない国で株売って大儲けする金持ちをにくいと思ったお上が、外国のまねして出国税を作ろうとしています。

 

 このネタも第5話になりましたが、これは1億円以上の株(でりば)を持ってる金持ちが海外転出した場合、出ていく直前に売ったものとして申告しなさいというもの。実際に売ってないから税金払うカネもないという人もいるということで、5年間(10年間の場合もある)は待ってあげる、ただし、担保と揃えて資料はきちんとだしてね。出し忘れはダメよ。となった。

 

 株ですからいつでも売れます。海外逃亡した人が、あっちで売却したらどうなるの? あっちの税金はおいといて、こっちは、その時点で猶予は終わり。なぜ、猶予するかというと株を売ってもいないのに、売ったとみなして税金かけるとカネがなくて困るという文句を言う人がいるから。売却すると猶予する理由がなくなる。だから売却した日から4か月経過した時点で猶予は終わり。その時点で、利子税含めて税金を払えとなる。

 

いつの所得? 実際に売ったのはいまだけど、所得税の世界では海外逃亡直前に売却したとみなすから、海外逃亡直前の所得として申告。原則は、その時の時価で譲渡したとして申告。

 

 実際の譲渡代金って、事前申告した額に全然満たないよ。だから、税金払えませーんと言ってくる奴が必ず現れるはず。だから、そのときは譲渡した日から4か月以内に更正の請求をして、税金を減額することはできるらしい。

 

じゃ、実際の譲渡代金が、事前申告した額よりはるかに多い場合はどうなる? それは、国外逃亡直前の時価でOK。

 

 ここまでやさしくしてあげてんだから ちゃんと申告しろよ! と言いたいのでしょう。

出ていく人にも言い分はあると思うけど。。。

 

⑤ 納税猶予の期限までに有価証券等の譲渡等があった場合

 イ 本特例の適用を受けた者で納税猶予を受けているものが、その納税猶予の期限までに、本特例の対象となった有価証券等又は未決済デリバティブ取引等の譲渡又は決済等をした場合には、その納税猶予に係る所得税のうち当該譲渡又は決済等があった有価証券等又は未決済デリバティブ取引等に係る部分については、その譲渡又は決済等があった日から4月を経過する日をもって納税猶予に係る期限とする。

 ロ 本特例の適用を受けた者で納税猶予を受けているものが、その納税猶予の期限までに、本特例の対象となった有価証券等又は未決済デリバティブ取引等の譲渡又は決済等をした場合において、その譲渡に係る譲渡価額又は決済に係る利益の額が国外転出の時に課税が行われた額を下回るとき(決済に係る損失の額にあっては上回るとき)等は、その譲渡又は決済等があった日から4月を経過する日までに、更正の請求をすることにより、その国外転出の日の属する年分の所得税額の減額等をすることができる。

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