« 法人税の税率は下がるけど | トップページ | 欠損金の繰越 ちょっとずつ減らすよ »

2015年1月13日 (火)

出国税 第10話 外国に住んでいる人が相続すると2重課税?

 株持って海外逃亡する金持ちが憎くて出国税を作ろうとしているお上。第9話まではひどいひどいといってもまあ本人が覚悟してでかけていく人の問題ですから、しゃーないといえばしゃーない。しかーし。この法律の恐ろしいところは 相続や贈与で財産をもらった人が外国に住んでいたらたちどころに2重課税になるのではないかという大問題があるのです。

 

贈与、相続又は遺贈により非居住者に有価証券等が移転する場合

上記②イ及びロに掲げる要件を満たす者の有する有価証券等又は未決済デリバティブ取引等が、贈与、相続又は遺贈により非居住者に移転した場合には、その贈与、相続又は遺贈の時に、その時における価額に相当する金額により、その有価証券等の譲渡又は未決済デリバティブ取引等の決済があったものとみなして、事業所得の金額、譲渡所得の金額又は雑所得の金額を計算する。

 

日本ではですね、贈与や相続は、原則的には、財産をもらった人のみが贈与税や相続税を払うということになっているわけです。

たとえば、日本に住んでいる人が亡くなったら、相続人が相続税を払う。 いまでは、たとえ相続人が外国にずーっと住んでいたと人であったとしてもですね、でも、被相続人の有価証券が外国に住んでいる人に相続で移転した場合は、受け取った人が相続税を払うだけではなく、被相続人が亡くなった日に時価で譲渡したものとみなして所得税も払わないといけないことになるのではないか。もしそうだったら相続税の計算上、払った所得税は債務控除の対象となると思いますが 所得税部分は4か月以内に非上場株式の時価なんてちゃんと計算できるの? 

相続はまだいいのですが、贈与の場合などは、債務控除も何もないから、所得税と贈与税のダブルパンチ。

上記②イ及びロは国外転出前提ですが、転出した人のその後の相続や贈与をいっているのか?  イメージとして、転出して、納税猶予を受けた人が亡くなって相続で外国人にわたった場合のこと?それとも転出なんて関係なく外国に住んでいる人に有価証券が渡った場合を包括的にいっているのか? 

 

|

« 法人税の税率は下がるけど | トップページ | 欠損金の繰越 ちょっとずつ減らすよ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 法人税の税率は下がるけど | トップページ | 欠損金の繰越 ちょっとずつ減らすよ »