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2016年1月12日 (火)

事実婚・内縁 同性婚 2人のためのお金と法律

 書籍の紹介が続きます。 上記書籍、ゆるい仕事仲間の会計士の市川恭子さんが参加された書籍です。

 

 愛は国境を越え、性別を超え、杓子定規な法律を超え2人の間を強いきずなで結びつけますが、持続的に愛情を継続し、生活を共にするとなると、法律でがっつりつながっている夫婦とそうではない夫婦とでは歴然とした生活や人生での崖のような差があります。

 

 この書籍は法律・税金・社会保険からライフプランまでということで、 どうなっているかを書いています。この本の素晴らしいところ、 まず見開きをかえると、カラー刷り表は、事実婚・内縁のライフプラン 後ろは同性婚とライフプランという横長であり、スタート 子供が生まれたら(子供を育てたら)住まいの確保と住宅の購入、介護が気になったら 関係の終了、パートナーの死亡と相続という項目が並び、その下に、各論のテーマとそれが書かれているページがあります。これはわかりやすい。俯瞰して、好きな頁に飛べる。 いつか使わしてもらいますぜ このアイディア♪

 

 で、私はどこに興味をもったかというと税金ではなく、住宅の確保、ローンのあたり・

実は、事実婚は同性婚の場合、住宅を両方の名義で借りることが難しいらしい。

また、住宅を購入して、ローンを組む場合も、厳しいところがあるらしい。

ローンの場合は、連帯保証人を求めるのだけど、連帯保証人は2親等以内の親族に限定するから、事実婚の場合、法律上の裏打ちがないからね。 同性婚の場合、養子という形で処理することが多いようにも思うけど その場合はどうかな

 

 で、共有で買えないなら、単独で買うということも考えられるけど、この場合の最大の問題は、もし、所有者が死んだ場合どうするか。 法的な結びつきがないならば、相続人じゃないから、財産を相続でもらえず、法定相続人の人に家を追い出されるということもある。その回避は遺言であり、遺言信託であり、でも、税金は高め だって配偶者の税額軽減なんて使えないもんね。

 

 というわけで。愛はすべてを凌駕しますが、法的関係のないご夫婦の場合は、なにかと不便で金がかかるからそこら辺も検討しないと大変だぞということを教えてくれる一冊です。

 

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コメント

面白そうなテーマの書籍だけど、実際に需要があるのかな?

投稿: とおりすがりの人 | 2016年1月14日 (木) 14時34分

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