« 小池百合子さん | トップページ | ジャスミンタイ グリーン・カレー »

2016年8月14日 (日)

兵馬俑

 最近にしては非常に珍しくここ5日間、日本の中を毎日、電車で駆け巡ってました。金曜日にお盆を兼ねて恒例の関西旅行にでかけましたが、今回は、大阪で降りて、中之島の国立国際美術館へ「始皇帝と大兵馬俑」を見てきました。

 

 兵馬俑は、中国を最初に統一した始皇帝のお墓を守るためだけにつくられた8,000体の兵士の人形のようなものです。これを昔、テレビでみたとき、めちゃくちゃ感動しました。いまから2,000年以上前につくられたもので、この8,000体の人形の表情やら服やらポーズが全部違うのです。いまも、発掘中らしい。

 

 で、この世界的な遺産は中国の西安にでかけるとどでかい体育館のようなところで見れるそうですが、そのうちの一部を世界中の美術館に貸し出しているらしい。まあ、パンダと並ぶ広告塔のようなものでしょう。

 

 じゃ、大阪にどわーっと兵馬俑がやってきたのか。 どわーは無理。西安でもやってますし。 兵士が5,6体と あと銅馬車もいてましたね。銅馬車が芸術的価値はすごいのでしょうけど、やはり、みんながはっとするのは、兵士や将軍の像。これでかいんです。しかも表情豊か。よくもまあこんなものを。出口のところに、兵馬俑のレプリカがどっと並んでいまして、そこは、いくらでも写真がOK。そっちも迫力ありましたです。

 

 で、兵馬俑を見て 私はつい最近みた 天皇陛下のビデオメッセージをオーバーラップさせました。 あのビデオメッセージ、ぐっとくるところがありましたが、特に、陛下が自分が死んだあと葬式が大変で家族が厳しい状況になることを非常に心配していらっしゃるところで、そこまで家族、ひいては国民の負担を考えているのかと思うと、ほんとうにいい君主の時代に生まれた私は幸せだったなと。

 

だって、もし、始皇帝の時代だったら、号令一下で、自分の死後を守るために8,000体の兵馬俑を作れですから、庶民は労役やら重い税金やらの負担を負うことになりますでしょうし。でも、その時代の庶民にとってはとんでもない皇帝だからこそ、誰もがなしとげることのできなかった、天下統一ができ(始皇帝の死後、すぐに蓁はつぶれましたが)2,000年以上経過した現代においても人々を圧倒させ続けているのも事実、

 

というわけで、近々、とんでも皇帝の足跡をじっくり訪ねてみようかなと思っております。

|

« 小池百合子さん | トップページ | ジャスミンタイ グリーン・カレー »

コメント

 で、今回のネタのもう一個、天皇制。

 若い頃は疑問を感じていたけど、今は良い制度かなと思うようになりました。今上天皇の生前退位発言以来注目されていますが、どうでしょう?

1.生前退位に関わらず発生する問題・・・皇室典範が天皇の子供が即位するケースしか想定していない。

①次の皇太子がいない。(秋篠宮さまは皇太弟?となる)

②①に関連して、東宮職が無くなる。

③血筋断絶の可能性

④女性天皇、女系天皇の可否

2。生前退位固有の問題

 生前退位を認めるかどうかの問題も重要だけど、必ず起こる生前退位に関わらず発生する問題については早急に議論を重ねる必要があると感じました。

 女性天皇、女系天皇の問題は藤原摂関家のようなことが起こらないようにするための規制のようですが、政治的な権限を持たない象徴天皇でこのような規制を入れるべきか疑問に感じています。

投稿: 通りすがりの人 | 2016年8月19日 (金) 17時44分

それは日本にもあてはまります。織田信長や豊臣秀吉が天下統一し、そこでの問題を知り尽くした3番手の徳川家康が安定政権を作っています。

投稿: 信託おばちゃん | 2016年8月19日 (金) 11時41分

 中国の歴史といえば、戦乱→英雄の割拠→天下統一→皇帝による功臣の粛清→独裁→安定期→宦官による専横・皇帝のお飾り化→戦乱のルーティンのパターンが大半です。

 この流れとは逆に、途中の過程をすっ飛ばして天下統一後一気に崩壊していったのが、秦と隋でした。宦官の暗躍があったものの秦と隋は急進的な改革をなし、改革の歪が大きかった所ことが体制の急な崩壊につながったのでしょう。その後に成立した漢や唐が前の政権がなした改革の成果を享受して長期政権を樹立できたのは興味深いところです。

投稿: 通りすがりの人 | 2016年8月19日 (金) 08時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 小池百合子さん | トップページ | ジャスミンタイ グリーン・カレー »