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2017年5月22日 (月)

きものが語る 日本の雅

 不思議なご縁の糸がつながってタイトルの本をいただきました。木村孝さんという染織研究家で随筆家の方が95歳の時にお書きになられた本で、出版が2015年11月15日。ウィキペディアを読むと、2016年11月2日にお亡くなりなっていらっしゃいます。

 

 この方の人生ってすごいですね。京都の染織のおうちにうまれ後継ぎとして育てられたようですが、ご本人は、新聞社に勤められ、そののち家業をつがれましたが、そこで京都の人になるのではなく、次にアメリカに渡られ染織デザインを研究、その後ご結婚されロンドンにご夫婦で滞在され、そこでもご研究、個展開催、帰国後は(おそらく東京)で、講演なさったり随筆をお書きになられたりしてずーっとご活躍。おそらくお亡くなりになる直前(96歳)まで現役。傑出した時代を超えるキャリアウーマン。

 

 アメリカに渡られたのが1954年 昭和29年でしょ。当時、アメリカに勉強+仕事のような形で長期間滞在できたというのは凄い。1ドル365円の時代ですからねえ。

 

 私は、京都嫌いなところがありまして、もちろん食わず嫌いでもありません。いろいろな知り合いがいます。最近はキーワード 「京」の関係の人や場所の縁が多いなあという印象がなきにしもあらず。。。昔、京都に住もうかと京都在住の友達に相談したところ、京都はよそ者に冷たいからやめときとアドバイスされ、あっさりやめました。でも、おそらく今までの人生において私の仕事を一番、評価していただいたのは京都の会社さんだったと思います。  知り合いになってすぐ仲良くはならないけど(表面的には愛想はいいが心の中では違うことを考えている)、信用が構築されたら、いろんなことがあったとしても長いおつきあいができる人たちなのかもしれません。いけずというかいやみはなんともいやーな感じがありますが。

 

 で、上記本。木村さんは着物大好きな方で、着物の柄というか、着物に描かれた花や模様などを綺麗な写真をちりばめながら説明しているというのが主たる内容です。幾層にも積み重なった教養がにじみ出ています。不思議なご縁で手に入れた本です。馥郁たる木村さんの教養の深さを反芻しながら、自分の中に一つドラえもんのポケットのようなものをつくって京都の雅の肝のようなものをいれておこうかと、木村さんのような形でアウトプットをすることは無理だとしても、アレンジして自分の生活に反映させることはできるかもですね。

 

 

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