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2017年11月29日 (水)

時々勤払拭

 先日、お邪魔した寺院の高僧から直筆の色紙を頂戴しました。大勢で押しかけて、皆さんに渡された色紙に書かれた言葉はすべて違うのですが、これが妙にもらった人にぴっしっと当たる言葉らしい。

 

 あたくしはタイトルにもある「時々勤払拭」。あとで、メンバーのうちの10人くらいで、印象深いフランス料理with ゴージャスなワインのときにみせあいっこして 「たぶん たまには仏様にお祈りしとけということじゃないかな」「時々でいいならいいよね。」と相成りました。

 

 で、その場はそこで終わって のちに戻って、Google した結果 この意味は、「日々修行に勤め、心に煩悩という塵埃が付かないようにしなければならない」

 

 つまり 時々とは たまにではなく 常に。 常に真っ白な心(煩悩なき)で判断しなければならないということか。 これはなかなか難しいでしょうね。それはなぜか まさかという坂が人間にはあるから。よって、このまさかの坂をどんなときにでも取り外してみないとあかんでえと色紙は語ってるのかも。

 

 いやはや勉強になります。たぶんこれから、まさかがにこやかにやってくるのでしょうねえ。なんとなく見えてきました。 どのカードになるかわかりませんが、お会いする日を楽しみにしております。

 

 

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2017年11月22日 (水)

信託文献センター

 午前中、信託文献センターに献本しに出かけました。笑顔のお姉さんの顔に見送られて、センターをでたとき、ちょっとうるっとしました。 私の信託の歴史における一つのゴールにたどりついたような気がします。はーここまで何年かかったでしょう。

 

 信託文献センターは 信託協会の中にあります。昔は東京駅の近くのビルにありましたが、改装中でいまは岸本ビルという丸の内の華やかな場所にあります。ようするに信託という超ニッチな世界の文献が集積された場所、たぶん信託というフィールドに関してはここがいちばんかもしれません。

 

 久しぶりに今年の6月ころ?文献センターにお邪魔した時、文献センターのお姉さんが私の苗字をごらんになって「あなた信託大好きおばちゃんでしょ! 昔、関西から大きなキャリーバックを引っ張ってきましたよね。」なんていっていただいて感動しました。他の人にこの話をしたら「凄い記憶力♪」ほんと。たくさんの方とお会いしているのに、私は記録に残る人にはなれませんが記憶に残る人にはなれるのかもしれません。でうれしかった私は「また来ます!今度は献本します!」とその時申し上げまして、本日、その約束を果たすべく参上したわけです。

 

 献本したのは、以前私が書いた「「信託」の基本と使い方がわかる本」と、それから非売品!の「第53回年次大会 研究報告書」by 東京税理士会、日本税務会計学会という本です。私の本はおまけみたいなもので主役は研究報告書。東京税理士会は毎年、秋に年次開会をやって、税制に関して、単独発表並びにパネルディスカッションをします。それだけでも大変なのに、この発表の前に論文を作らないといけない。しかも字数制限3万字前後。今年のパネルディスカッションはマイナーな信託でかき集められた6人があーでもないこーでもないとやりました。私は縁があるから楽でしたが、あまり信託を知らないメンバーもいらっしゃってとても大変だったと思います。飲みに行かないわ、他のメンバーの資料は読まないわ、予行演習はぼそぼそやるわ、挙句の果てに本番のQAで 特定贈与信託について延々とストレス解消のようにしゃべりまくり申し訳ございませんでした。

 

 で、私がこの報告書に記載されている論文のタイトルは複層化受益権の個人課税の考察

一応目次だけ紹介

はじめに

Ⅰ 信託法、会計における受益権の複層化

Ⅱ 日本の信託受益権の複層化に係る歴史 (課税のね)

Ⅲ 米国の信託税制における複層化の課税

Ⅳ 昭和39年発遺財産評価基本通達における元本受益権評価と減価償却、所得の帰属

Ⅴ 現行税制の問題

Ⅵ あるべき複層化の税制

結びとして

 

 なお、報告書は信託文献センター以外には献本していません。書店でも入手不能。この論文関連の原稿や、しゃべり(パブリックもプライベートなやつも)をする予定は当面ありません。つまり、ここでしか会えないレアもんでございます。

 

 あー一つの時代が終わった。 信託とであって12年以上の歳月が過ぎ(信託大推移おばちゃんのブログのスタートは2015.10.6 )いったい私にとって信託ってなんだったの? 私の人生は結局どうなっちゃったの?という問いに対する一つの解答です。

 いずれにせよも非常に高額な家賃のかかる場所に強引にも信託大好きおばちゃんの作品は置いてもらうことになりました。これは、委託者信託おばちゃんが著書並びに論稿を信託協会に信託したということでしょう。受益者は? 受益者の定めのない信託みたいなもん 信託期間の定めはない。最終的には委託者に戻ってこない。受託者は成果物を適正に管理し、興味のある人(これが受易者か、いいや受給者みたいなもんでしょうな)は読んでねでも、用が済んだら返してね。使用目的限定、特定の人や団体に対する財産的利潤の追求はありえない。12年間の小さな成果の帰属先としては大満足です。これがあたしの生きる道♪ 


文献センターのお姉さまありがとうございました。

 

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2017年11月 3日 (金)

セルフネグレクト

 昨日、はじめて港区地域包括ケアシステム 港区地区ケア会議に参加しました。

お題は「セルフネグレクトが疑われる高齢者を地域で見守る取り組みについて」

社会福祉士は通ったものの、さてどうすればいいのかと思案して、立ち止まって1年以上経過してしまいました。社会福祉業界の人たちと、赤の他人の関係ではなく、少し踏み込んでお付き合いの芽ができ始めてきたかなと思ってます。このケア会議も、そのつながりからピーンと心にヒットしたもの。 情報はこのネット社会、大量に目の前をながれていきますが、ヒットするものは、サハラ砂漠でダイアモンドをみつけるくらいの確率か。

 

 セルフネグレクトというのは一人暮らしの高齢者で、生活機能がおとろえて、自分で自分の生活をきちんとマネージできない状況になっている状態の人 たとえばごみ屋敷にお住まいの方 ご本人も大変、ご近所も大変、だけど、本人に支援をしようと声をかけても断られることも多い。人に助けられるというのはいたくプライドが傷つくところがあるのかも。本人の意向が大事というのは成年後見のコンセプトでもあるのですが、でもなんとかできないか。セルフネグレクトの方への支援をどうすればいいのかということを社会福祉や医療のプロの方々がそれぞれコメントされるような会議。

 

 ここで勉強になったのは愚行権というのが人間にはあるということ。たばこが体に悪いとわかってもアルコールが体に悪いとわかっても、他人に危害を与えるわけじゃないし、自己責任で嗜んでいることだから、認められるべきでしょというような権利。愚行権まで否定すると窮屈なことになる。完全な人ばかりの社会なんて存在しません。それぞれの欠点や問題も全体に大きな影響をおよぼさない限り、お互いに認め合っていきていきましょう。

そんなこといってたかな。お話しの内容が脳と心にすーっと入る1時間20分くらいでした。

 

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