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2017年12月 9日 (土)

自分でできる相続税申告

税理士の福田真弓さんからいただきました。ありがとうございます。福田真弓さんと書いて、誰?と思われる方が多いかもしれませんが、実は、彼女は業界では絶対にありえないような大ベストセラー「身近な人が亡くなった後の手続きのすべて」の著者のおひとりです。楚々とした方です。

 

この著書を拝見して思ったのは、さすがにベストセラーを出された方だけありまして、相続税の申告とは、実は膨大な資料を集めて、亡くなられた方の人生を財産の動きから再構築して、結果としてこれという最後の成績表の作成作業みたいなものですが、資料収集ひとつとってもどうすればいいのかよくわからないところがあり、この書籍は、かゆいところに手が届くような隅々まで行き届いた配慮(どうすればいいのか)が感じ取れます。

 

 たとえば、不動産については、分譲マンションの評価について、どうするか これは意外と書いている書籍が少ないのです。こと細やかに説明されていて、なるほどなと思います。これにしたがってやればいいのだなとわかります。

また、土地の評価というのは単純に路線価×地積ではなく、実際にどのような形なのか、何か利用制限のようなものがないのかを調べる必要がありますが、そのために必要なグッズ三角定規、三角スケール、カメラ、メジャーやウォーキングメジャーなども紹介しています。

 

ここまで、普通の人が理解して、申告書を作成できるか? これってプロ向きの相続税の申告書の作り方じゃないかな、 普通の人が自分でできるではなく、そこらの町の税理士が上質の相続税の申告書をつくることができる本という印象を受けました。

 

 小規模宅地の減額(土地の相続税評価について80%とか50%とか減額できる規定)については来週にも改正がリリースされるところですので、増刷時にパワーアップしたものでお書きになられることを期待してますね。

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