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2018年5月 3日 (木)

実査、直接確認

 いま、新ネタのレジュメ作りで、ゴールデンウィークもへったくれもありません。といっても一日の作業時間は23時間です。それ以上は集中力が続きませんから。

 

 新ネタといってもまったくの門外漢のネタではなく、いままで長~い間、蓄積されたものの応用ですから、苦役ではありません。上京してからは、信託の研修の講師ばっかりで、エクセルを使って表を作って、どの数値がリンクしているからというような資料を作っていなかったので、なつかしいというか、本当に多様な経験を積ましてもらって、よかったなと。多様な経験は結局、その時点ではうまく機能せず、泣いてばかりでしたが、ここまで年をとり、何とか持ちこたえますと次のステップへと駒を進める原動力にもなります。

 

 以前、監査法人で、なーんもしらないのに、いい年をして監査の経験をさせてもらった。これこそ、その後の人生において財産となったものはない。あたりまえのだれでもできる手続きしかしてなかったのですが、その単純な手続が、ペーパーでしか反映されない企業の健康診断表が正しいかどうかの確認手段として効いてきます。

 

 で、その健康診断のためのべたな手段の一つとして、実査 実際に現金があるか、ほんとうに数えてみる。もちろん期末と実査日の違いで変動があるので、差異もおいかける。

 

 また直接確認といって、ほんとうに売掛金があるのか、ほんとうに預金があるのかを、監査人が直接お客さんや銀行に確認をとる。だって、お客さんに頼んだら、うそ書かれることもありますですから。もちろん、お客さんが取引先に頼んで改竄したらわかりませんが、それでも大きな嘘は、お金の問題ですから自然にばれる。みんなでぐるっての隠ぺい(たとえば循環取引というのもありますが)ならばれないか。徹底的なワルってほとんど生息してません。芯はいいひとばっかですから、こっちでポロり、あっちでポロリ。つなげると やっぱこれは粉飾だ!!!となる。

 

 これこそ、実態を把握するための素晴らしい手段。もちろん、この手段を潜脱する手段があるのもわかります。なにせ、信託大好きおばんちゃんですから(笑)。ま、それまでに多様なデータ分析やヒアリングでアウトラインをつかんでおくことが大切ですが。

 

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コメント

昔、某上場企業の実質子会社が年商の数倍規模の出資・貸付をシているので驚いたことがある。

質問すると、親会社マター。全然知らない。

丸一日掛けたが、本当に知らないで親会社の指示でお金を出している。。。

親会社に出向いて質問したけど・・・・

代表社員マターか。

これは○○関連だからこれ以上突っ込まないよう厳命された。

次の期から担当を外された。

それから数年後とんでもないことがわかった・・・

投稿: 通りすがりの人 | 2018年6月 9日 (土) 18時00分

裏帳簿 その帳簿の記載事項=事実ならば、残せばひょんなきっかけで見つかるリスクは高いでしょう。

帳簿かどうかはわかりませんが、まったく別の事象を暗号解読すると事実(意思決定)が浮かび上がるという残し方もあるのかしれません。ただ、この暗号もプロは簡単に見破り次の意思決定をする。では、完全に欺けないのか。いや、そうでもないような気もします。
AIの時代にあっても人間の複雑なインテリジェンス能力って捨てたもんじゃないような気もします。
ほんと、よーやるわ。偽らざる感想です。

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2018年5月27日 (日) 19時41分

マルサの女の宝くじエピソードはネタだろう。

こんなマネーロンダリングの方法があるぞっていう奴。

全くの第三者ですら脱税しているのが知れてるんだったらそいつは脱税で捕まるし、宝くじの状態でいつまでも持ってたら盗まれるリスクも有る。全然割に合わない。


マルサの女では裏帳簿を愛人にゴミに出させるって話を出してたけど、間抜けだ。愛人がゴミを出す時間をマルサにバレてゴミの中から裏帳簿を発見されてしまい、脱税がばれる。これもネタだな。

燃やせよ!シュレッダーせいよ!裏帳簿なんてもんは。

投稿: 通りすがりの人 | 2018年5月27日 (日) 15時41分

>昔はどのように需要と供給がマッチングしたんだろう?需要は脱税した真っ黒なお金をきれいなお金にしたい人間。供給は高額宝くじの当選。

さーどうなんでしょう。 壁に耳あり、障子に目あり、宝くじに当たると、一人で黙っていられなくて、思わず誰かにここだけの話としてしゃべって、みんなが知ってるここだけの話になって、それがマネロン希望者に伝わるのか? いやちがうな。よくわかんないね。

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2018年5月27日 (日) 15時03分

当選宝くじを使ったマネロンはマルサの女でありましたね。

今ならネット掲示板でやり取りができるのだろうけど、昔はどのように需要と供給がマッチングしたんだろう?需要は脱税した真っ黒なお金をきれいなお金にしたい人間。供給は高額宝くじの当選。

両者はどうやって巡り合うのだろう?

投稿: 通りすがりの人 | 2018年5月27日 (日) 07時34分

商品券も美術品もいいですが、それよりも、完全に当たっている宝くじをいただくのがありがたいですね。紙切れ1枚または数枚ですから嵩張りませんし、非課税で綺麗に換金できますですから。

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2018年5月27日 (日) 05時37分

何をするも自由ですが、やはり、本業あってで、それをおざなりにしていたならばやむを得ない救済合併でしょうね。

やはり、本業というか、自分の強みあってこその存在価値です。肝に銘じます。はい。

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2018年5月25日 (金) 19時58分

同業他社に救済合併されました。

この会社が属する業界は狂っていて、巨額のマネーが絡む派手な話が多かったです。投機目的と言うよりオーナーの自己顕示欲じゃなかったのかな・・・

投稿: 通りすがりの人 | 2018年5月25日 (金) 15時09分

地味で高収益の会社で、儲けを美術品に注いだのでしょうね。
鑑賞用ではなく換金価値でおいているから、倉庫につっこんでいるのでしょう。
今はないということですが破産じゃなく清算したのかな。
法人の場合は、取得価額が帳簿にのっかって隠しようがありませんが、個人の場合は、不透明の極み。現金取引が基本ですし、豪邸ではなく人の出入りの少ない中古マンションあたりに住んで、地味な暮らしていたら、誰も隠れ富豪とは思わないでしょう。預金残高を極端に増やさず、手元流動は商品券で賄う。素敵な生活。


投稿: 信託大好きおばちゃん | 2018年5月25日 (金) 09時37分

BSに計上された絵画、工具器具備品勘定に計上される。それが◯百億円。非償却資産だから異様。

1枚数億の高額絵画はさぞかし厳重かつ厳かに保管されているのかと思いきや、倉庫に無造作に置かれている。

地味で高収益の会社だったが、今はない。

投稿: 通りすがりの人 | 2018年5月25日 (金) 09時01分

絵の価値というのは、わかりません。なぜ、そんな巨額なお金になるのか。買って、家か会社の応接間に飾って、すごいでしょって、なんだかな。換金性もあってないようなもんですしクリスティーズにやってきた客次第。かねこまのときに使えないのが美術品じゃないの。

それだったら、まだ商品券の方が、金券ショップで換金できますし、デパートでほんとうに買えばもっといい。外商だったら顧客の要望なんでもきいてくれるはず。支払も商品券がだめなんてとこはまずないでしょ。大根もパンツも外商の優秀な営業マンに指示して商品券で支払う。すばらしい。

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2018年5月24日 (木) 17時50分

商品券はお札より薄いくらい。10万円でも1cmくらい。

普通に金庫に入る量。

そういえば、巨額の絵画が資産に計上されているのも見たことがある。ピカソとかルノワールとか誰でも知っている画家の絵が数十枚。

投稿: 通りすがりの人 | 2018年5月24日 (木) 15時47分

商品券って 上限が1,000円とか5,000円とかですよね。しかも、1枚、1枚が紙幣より分厚い。そうなるとちょっとした金額の商品券でも結構かさ高くなりますよね。そこそこの金額の在庫があると段ボール箱何箱で、保管するのもたーいへんだわ。

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2018年5月24日 (木) 08時36分

その業界では、仕入の割戻しを商品券で支給する慣行になっていた。それで受け取った側では、その商品券を従業員の飲食費用に充てたり、臨時ボーナスの原資にしたりして活用していた。

前者であれば、交際費の計上漏れであるし、後者であれば給与の源泉の徴収漏れってことで問題となった。

投稿: 通りすがりの人 | 2018年5月24日 (木) 07時26分

>商品券がなんでそんなに大量にあったか分かりますか?

裏金作り? 誰かに渡したことにして、金券ショップで換金すると手数料は差っ引かれますが、帳簿外のお金を作れますよね。 裏も取りにくいですし。

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2018年5月23日 (水) 19時48分

某上場準備の会社の各事業所に監査に行くと、各々の事業所の金庫に数百万円の商品券があった。

我々スタッフが良くないと指摘したものの、当時の主査がノープロブレムと握りつぶしてしまった。後日、税務調査が入り、こっぴどく指摘された。

件の主査は真逆の主張をし、自分が問題視していたのに、会社が指導を無視したと・・・・

商品券がなんでそんなに大量にあったか分かりますか?

投稿: 通りすがりの人 | 2018年5月23日 (水) 15時38分

満鉄ですね。満鉄といえば安倍首相のおじいさんがかかわっていたものでしょうね。


投稿: 信託大好きおばちゃん | 2018年5月14日 (月) 10時52分

有価証券実査で、現在は紙切れでしかありませんが、南満州鉄道の株券を見たことがあります。それで興味を持って調べたら、南満州鉄道のIPOのときはNTTなどのIPOと同様、狂乱のようなブームがあったんだとか。

投稿: 通りすがりの人 | 2018年5月13日 (日) 15時10分

 有価証券の実査といえば、私も某大メーカーの有価証券実査のために某メガバンクの貸金庫で膨大な枚数数えした記憶があります。動かしていないのは、通りすがりさんと同じ手法で封してました。

 金融機関が信用できないのでしょうか。それほど疑り深い会社なら堅くてしっかりしているかというとそーではない。営業所で、大名〇〇の後に架空経費の大問題が起こったりしてましたね。あの人たち何やってたん?

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2018年5月13日 (日) 11時51分

監査手続の実査と言えば、今は株券の電子化で行わなくなった有価証券の実査。

当時はバブル真っ盛りで有価証券の残高が年商を上回る会社のあった。貸し金庫4箱分くらい。

会社担当と二人三脚で2組で実査を担当する。夕方4時ころになっても半分も終わらない。実査には「同時制の原則」というのがあって、現物実査は同時かつその日の内に終えないといけないというのがあったのだが、当然それは不可能だ。

どうするんだろうと思っていたら、2箱分は封印されてる。封印された目録との照合で実査だ。

単一銘柄を封印するのは見たことがあるけど、複数銘柄をバスケットで封印するのは始めて見た。保護預かりにせいよ!と内心思った。

投稿: 通りすがりの人 | 2018年5月13日 (日) 07時37分

某宗教法人でありました。お布施?かなんだかわからんけどようするに遠方の信者からのお金で現金書留で送られてくるやつをフロントがねこばばして長期間わからんかった。
宗教関係者も人間です。

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2018年5月 6日 (日) 16時22分

以前の経験では、勤続◯年や結婚などの祝や見舞金の支給を目的とする互助会で不正があった。会計士監査の対象ではないし、経理課長も忙しいのでそんなものは見ない。内容はグチャグチャ。もう少し経理課長が見るなり、他の者の県政が入る状況であれば、預金残と帳簿残高の辻褄を合わせるんだが、誰も見ないとなれば、そこはグチャグチャのまま。辻褄合わせてたらスルーだろうな。

 別のケースでは・・・。障害抱えた子がいる経理課長が数千万使い込んでいた。無茶真面目そうな悪いことは絶対しなさそうな人だった。周囲から絶大の信頼寄せられているから長年発覚しなかった。悪そうな奴だったら、数万円の使い込みのチャンスはないが、いかにも善人そうな人は数千万~数億円の使い子mのチャンスが有る立場にいるんだな。

投稿: 通りすがりの人 | 2018年5月 6日 (日) 08時17分

やはりプロのご回答は一味違います。ありがとうございます。

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2018年5月 5日 (土) 19時19分

決算日後最初の監査手続は実査である。当然、帳簿金額と現物の在高は合わせて監査に臨むのが普通の流れではあるが、たまに違うことがある。往査当日の入出金で誤りがあった場合などだが・・・

ある時、金額が合わないので経理課長にその旨伝えたら、「さっき出金したやつを記帳してなかったんや!」と回答。改めて実査し直したら私の勘違いだった。何やねん、あのデタラメの返答は!

不正の温床は、○○会と称した福利厚生の組織や○○旅行積立などの簿外の資金の存在。会社本体の資金はきちんとやっていても、別会計は杜撰なケースが多い、ここに不正の余地がある。

投稿: 通りすがりの人 | 2018年5月 4日 (金) 08時55分

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