著者が語る「事例でわかる税理士のための民事信託」その6
本日の東京は突き抜けるような透明感のある青さが広がっています。
さて、著者は、しゃべり続けます。
この書籍は、そこらの税理士が書いているものですから、信託法の難しい奥義なーんて語っていません。なんか難しいことを書けといわれても、あたし自分が理解したことしか書けないんですよ。
だから、狂言回しの山田税理士(シングルマザー)は、自分の人生のワンシーンから信託とはどういうものかを理解しようとしています。どういうことかというと彼女が海外出張で1週間くらい開けている間に子供の生活の世話をしてもらうために10万円を母親に渡して、そのお金で子供の食事代や教育費で必要なものを払ってもらい、残っていたらお母さんにあげるというどこにでもある家族の事例を信託にあてはめるとどうなるかということを学んでいってます。
これってどこにでもある家庭の風景です。でもこの動きに、いろいろ法的なアイテムをトッピングして制度として作ったものが実は信託なんですよね。
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